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麻しん(はしか)に注意しましょう!


平成20年に、全国的に麻しん(はしか)が流行し、当時横浜市でも多くの患者が発生しました!

 これまでの患者の半数は、予防接種を受けていない人か接種歴不明でした。麻しんの予防には予防接種がとても重要です。


★麻しん(はしか)って、どんな病気?

 空気中の麻しんウイルスを吸い込むことによる感染(空気感染)や、せきなどのしぶきによる飛沫感染、接触感染でおこる、感染力が大変強い病気です。
 潜伏期間は10〜12日で、症状が出る1日前から周囲に感染する可能性があります。

 横浜市の発生状況等(横浜市衛生研究所ホームページ)

★麻しんの症状は?

 始めは、鼻水やせき、38℃位の発熱など風邪のような症状が出ます。目やにが出たり、目が赤くなることもあります。口の中のほほの内側の粘膜に白い斑点(コプリック斑)が出ます。いったん熱が下がりますが、再び高熱が出るのと同時に、耳の後ろ、首、顔に発疹が出て全身に広がります。高熱は1週間くらい続きます。中耳炎、肺炎、脳炎などの合併症をおこし、重症になる場合があります。
 学校保健法上では、第二種の学校伝染病に分類され、解熱した後3日を経過するまで、出席停止の対象となっています。

★予防方法は?

 予防には予防接種が重要です。予防接種を受けていない方は、早めに接種しましょう。
 *届出のあった患者の半数以上は、予防接種を受けていません!!

1 小児の定期接種は、麻しん風しん(MR)混合ワクチン(または、単独ワクチン)を用いた2回接種です。1歳になったら、なるべく早く接種しましょう。

  • 第1期:1歳〜2歳未満
  • 第2期:小学校入学1年前の4月1日〜入学する年の3月31日

  • 2 平成20年4月より5年間、中学校1年生(第3期)及び高校3年生(第4期)に相当する方への定期接種を実施しています。

    3 生後1歳未満の小児については、生後6か月以降、ワクチン(麻しん単独ワクチン)接種が可能です。任意接種で費用は自費となります。この場合、1歳以降(1歳6か月頃)に、再度接種をしてください(1歳〜2歳未満は公費負担です)。

    4 麻しん患者と接触してすぐの場合、麻しんワクチンの接種(3日以内)やガンマグロブリンの注射(6日以内)を受けると、発病の予防や症状を軽減することができる場合があります。かかりつけ医とよく相談しましょう。

    ★家庭での注意事項は?
  • お子さんや家族の健康状態に気をつけましょう。
  • 外出から帰ってきた場合には手洗い、うがいを心がけましょう。
  • 麻しんの定期接種対象年齢のお子さんで、まだワクチン接種を受けていない方は、早めに接種を受けましょう。
  • 定期接種年齢以外の方で、麻しんワクチン接種を受けておらず、麻しんにかかったことのない方は、任意接種として接種を受けられます(費用は自費となります)。かかりつけ医に相談しましょう。
  • 麻しんの発病初期は、麻しんと診断がつきにくいこともあります。周囲での流行が疑われるときは、発熱等がみられたら、登園・登校等を控え、受診しましょう。
    *医療機関を受診する場合、事前に電話等で、1学校や職場、家族などに患者がいる場合はその詳細、2患者さんの症状と予防接種歴を伝え、受診の仕方について指示を受けてください。(何も連絡せずに受診し、待合室で他の患者さんと一緒に待つことがないようにしてください。)
  • 麻しんと診断された場合は、学校や幼稚園・保育園にも連絡しましょう。登園・登校は医師の許可があるまで控えましょう。
  • ★麻しんは子どもだけの病気ではありません

     患者の半数は20歳以上の方です。以前の流行時は、大学等で、予防接種未接種者を中心とした集団感染の事例も報告されました。

    【発病時の注意】
    1 発病初期は麻しんの診断がつきにくいこともあるため、学校や職場で流行が疑われ、37.5℃以上の発熱が見られた場合は、先生や上司と相談し、登校や出勤を控え、医療機関の受診を考えましょう。
    2 麻疹と診断された場合は無理をせず、学校や仕事を休んで、通院以外の外出を控えましょう。


    ★★麻しんの集団感染防止のための施設等における対応のポイント★★

     麻しんは感染力が非常に強く、免疫のない人が感染した場合、ほぼ全員が発病します。感染力が強い発病初期には、普通のかぜと区別ができないことも多いため、麻しんと気づかずに感染を広げてしまうことがあります。
     また、ワクチン接種歴がある人では、麻しんの特徴的な症状があらわれなかったり、軽症で経過したりするため(修飾麻しん)、麻しんとの診断が難しい場合があります。この場合でも、感染力はあるため、感染を広げてしまうことがあります。

    ★麻しんは、1人の発症でも対応は迅速・確実に!

     麻しんは、患者が1人でも発生すると、集団内で感染が拡大する可能性が高いため、迅速な対応が必要です。麻しんと診断された場合には、保護者等から施設の管理者等に連絡してもらい、園医・校医や福祉保健センターと相談して対策を検討します。
    *麻しん患者が発生した際には、「麻しん患者の発生について(EXCEL)」により、施設所在地の福祉保健センター福祉保健課にご連絡ください。

    *平成20年4月6日より、厚生労働省では、“麻しん施設別発生状況にかかる調査”を実施しています。幼稚園、学校等で、麻しんによる休園・休校、学年閉鎖、学級閉鎖を行う場合は、「麻しん発生報告書(WORD)」により、施設所在地の福祉保健センター福祉保健課にご報告ください。


    対策2:麻しんを早く見つけましょう

     麻しんは感染力が強く、診断がつくころには、すでに周囲の人に感染している場合が多いので、流行期には麻しんを疑って対応することが重要です。

    【麻しんを疑う場合】
  • 発熱を伴う発疹などの症状のあるとき
  • 麻しん患者の家族などに、発熱などの症状が出たとき
  • 麻しん患者が発生した集団に属する人に、発熱などの症状が出たとき


  • 対策3:早めに受診しましょう!

    麻しんが疑われる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
    *医療機関を受診する場合、事前に電話等で、1学校や職場、家族などに患者がいる場合はその詳細、2患者さんの症状と予防接種歴を伝え、受診の仕方について指示を受けてください。(何も連絡せずに受診し、待合室で他の患者さんと一緒に待つことがないようにしてください。)

    ★施設等における麻しん対応の手引き(平成20年4月更新)

     横浜市内の施設等における標準的な麻しん対応について記載した「横浜市 施設等における麻しん対応の手引き(PDF)」を作成しています。この手引きを参考に、各施設で必要な対応を検討してください。


    ★★楽しい海外旅行。でもその前に、麻しん対策を忘れずに!★★

     日本ではまだ一般的な麻しんも、欧米などではほぼ撲滅した病気です。このため、最近、海外旅行中などに麻しんを発症し、現地で麻しんの流行を広めてしまい、国際問題となるケースも報告されています。海外で麻しんを発症すると、隔離される場合があります。また、同行者も、感染がないと確認されるまでホテルなどで待機を求められる場合があります。
     海外旅行を計画されている方は、ご自分や一緒に旅行される方の予防接種歴や、り患歴を確認しましょう。どちらもなければ、出国前に麻しんワクチン接種を受けておくことをおすすめします。血液検査により抗体価を確認することもできます。


    ★★麻しんにならない!麻しんにさせない!★★
    平成24年までに、麻しんをなくしましょう!

     平成24年まで麻しんを排除することを目標に、平成19年8月に厚生労働省において、「麻疹排除計画」が策定されました。横浜市でも、平成20年4月に「横浜市麻しん排除戦略(PDF)」を策定し、麻しん対策に取り組んでいます。

    ★★【参考ホームページ】★★

  • 麻しん緊急情報ホームページ(国立感染症研究所感染症情報センター)

  • 予防接種の話<麻しん>(国立感染症研究所感染症情報センター)

  • 麻しん(はしか)について(横浜市保健所ホームページ)
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