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(2005年3月発行)
内容は発行時のものです。電話番号等が変わっていることがありますので、ご注意ください。
| 事件・事故・災害時のこころのケア | |||
| 最近、事件・事故・災害が起こったときに、「こころのケア」という言葉がよくでてきます。 新潟県中越大震災や阪神・淡路大震災等の災害時だけではなく、激しい衝撃を受ける事件や事故(地下鉄サリン事件や池田小学校児童殺傷事件等)でも同じように、地域住民の多くの方のこころとからだにいろいろな変化が起こります。 これらの反応はよくあることで、時間の経過とともに徐々になくなります。 特に恐怖心は、危険な状態に対する正常な反応です。 また、ほとんどの変化は時間とともに回復していきます。 |
| 事件・事故・災害にあわれた方なら誰でも感じること | |||||
| ・同じようなことがまた起こるのではないか、とこわくてたまらない ・大切な人や物が傷ついたり、失われた、悲しみ、寂しさ ・どうして自分がひどい目にあわなくてはならないのか、という怒り ・自分をとても無力なものに感じる ・肉親や身近な人を助けられなかったことで、悔やんだり自分を責めてしまう ・将来どうしたら良いのかわからず、不安だ ・誰とも話す気がしない、何もする気にならない |
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| からだに起こりやすい変化 | |||||
| ・疲れがとれない ・眠れない、悪夢をみる、朝早く目覚める ・物覚えが悪くなったり、集中できない ・吐き気、食欲不振、胃痛 ・下痢、便秘 ・どうき、発汗、手足の冷え ・その他(関節痛、腰痛、頭痛、めまい、性格の変化など) |
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| お子さまのこころとからだの変化 | |||||
・ 大人のそばを離れようとしない
・ からだのあちこちに、痛みや異常を訴える |
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| 少しでも乗り越えやすくするために | |||||
| ・困っていることを家族や友人とお互いに率直に話し合いましょう 安心できる人と一緒に時間を過ごすのはとても大切なことです ・睡眠と休息を出来るだけ十分にとりましょう 栄養をとり、ゆっくりできる自分の時間を持つことも大切です ・軽い運動をしてみましょう からだを動かし、気分転換することも大切です ・お子さまをお持ちの方は、お子さまの話をよく聴き、気持ちを汲み、 安心感や安全感を与えてあげましょう |
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| 次のような場合には、早めに相談しましょう。 | |||||
| ◎ こころとからだの苦痛が強すぎる、あるいは長すぎると感じたとき ◎ お酒の量が増えて、飲まずにはいられないと感じるようになったとき ◎ 寂しくてたまらないのに、自分の気持ちを率直に話せる相手がいないとき ◎ 家族や友人のこころやからだの変化のことで、心配に思うとき 相談窓口はこちら |
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| 新潟県中越大震災における横浜市「こころのケアチーム」の派遣報告 | |||||
| 平成16年10月23日(土)午後5時56分頃、新潟県中越地方を中心にマグニチュード6.8の地震が発生し、各地で大きな被害がありました。 横浜市では、被災されたみなさんの「こころのケア」をおこなうために、こころの健康相談センターの精神科医師や医療ソーシャルワーカー、看護師、保健師等を現地に派遣し、支援活動をおこないました。 期間 平成16 年11 月2日(火)〜11 月19 日(金)の18 日間 平成17年 2月3日〜5日、 2月17日〜19日の6日間 地域 新潟県中魚沼郡川西町(人口は、約8,000人)
「近くの道路をトラックが通ると、地震では?と恐怖感がおそう」 「夜、暗くなると地震のことを思い出して不安になる、眠れない」 「断酒していたお酒をまた飲むようになり、一日中飲んでしまう」 「子どもがひとりでトイレができなくなるなど、赤ちゃん返りがある」 などの相談をうけました。
11月の支援活動では、不眠や不安を抱えていた人も、仕事や学校などが再開され、普段の生活に戻り始め、徐々に落ちつきもみられました。しかし、こころのケアは災害直後だけでなく、継続的に相談をおこなっていく必要があるため、震災後100日を過ぎた2月にも町民や役場職員の方々への相談活動をおこないました。 今年は例年にない豪雪で、 「夜中に雪が屋根から落ちる音を聞くと、地震かと思って目が覚める」 「家の周りの雪が多く、地震が起きたら逃げられないと思うとこわい」 などの相談をうけました。 みなさまには、もしもの時に備え、こころのケアの大切さを事前にご理解いただければと思います。 |
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