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┌─┐ 横浜市医療安全メールマガジン
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∩ ∩ <第6号>
" `ヮ " anzenchan 平成20年3月13日
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□ □ □ 今号の目次 □ □ □
1 医療安全改善にむけて
◇市内病院のインシデント・アクシデントレポートの平均報告数は?
◇インシデント・アクシデントレポート報告促進のコツ
2 医療安全情報
◇市内病院の禁煙対策状況は?
◇横浜市の麻しん緊急対策は、3月31日まで!
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1. 医 療 安 全 改 善 に む け て
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
●●市内病院のインシデント・アクシデントレポートの平均報告数は?●●
インシデント・アクシデントレポートは、医療安全改善の重要な資料です。
レポート数の多いことが、一部の無理解なマスコミで問題となることがあり
ますが、基本的には、医療安全への取り組み意識が高い病院では、十分かつ有
益な報告がされていることが多いようです。
今回、今年度の市内病院への立入検査の際、ご報告いただいたそれぞれの病
院におけるインシデント・アクシデントレポートの報告数をまとめてみました。
当然、各病院によって、病床の種類、報告の基準やカウントの仕方が異なり
ますので、正確な比較は困難です。(今回は、貴院でのインシデント・アクシ
デントレポートの件数は?という聞き方しかしていません。)
また、報告数のみから、それぞれの病院の医療安全水準を考えることも無理
があります。
ただ、地域での報告数の実態を明らかにした資料が少ないことも事実です。
今回の集計資料を、それぞれの病院での医療安全対策を考える際の参考にし
ていただければ幸いです。
◇ ◇ ◇
今年度の立入検査対象であった市内134病院のうち、ご報告いただいた市
内131病院の平成19年(度)のレポート数を、分析対象としました。
★☆1病床あたりの平均年間報告数(病院種類別)☆★
一般病床を中心とする病院(計71病院)
・・・・3.16(最小値0.15、最大値10.34)
精神科の単科病院(計22病院)
・・・・1.50(最小値0.13、最大値 3.66)
療養病床のみの病院(計6病院)
・・・・0.56(最小値0.18、最大値 1.08)
ケアミックス型(療養、一般病床複合型)の病院(計32病院)
・・・・1.69(最小値0.02、最大値 6.41)
合計・・・・・・2.41(最小値0.02、最大値10.34)
【計算方法】
例えば、「一般病床を中心とする病院」では、まず、それぞれの病院の病床
あたりの年間平均報告数(1年間のレポートの総数を病床数で割ったもの)を
計算し、その値の、計71病院全体の平均値を求めました。
【数字の見方】
例えば、「一般病床を中心とする病院」では、1年間に、一つのベッド(病
床)につき、平均3.16件のインシデント・アクシデントレポートが報告さ
れたことを意味します。また、その中で、報告数が最も少なかった病院(最小
値)では、1年間で、一つのベッドにつき、0.15件の報告があり、最も報
告が多かった病院(最大値)では、10.34件の報告があったことを意味し
ます。
病院の種類ごとに、平均報告数に違いがあるのは、医療内容が異なるため、
当然の結果と思います。
全体的には、どの種類の病院でも、よく報告されているのではないかと感じ
ました。
ただ、同じ種類でも、平均報告数の最も少なかった病院(最小値)と、最も
多かった病院(最大値)では、バラツキを認めました。
★☆1病床あたりの平均年間報告数(病床規模別)☆★
20床以上200床未満(計86病院)
・・・・2.09(最小値0.02、最大値10.34)
200床以上400床未満(計25病院)
・・・・2.54(最小値0.13、最大値 9.69)
400床以上(計20病院)
・・・・3.59(最小値1.17、最大値 8.00)
【計算方法】
例えば、「20床以上200床未満」では、まず、それぞれの病院の病床
あたりの年間平均報告数(1年間のレポートの総数を病床数で割ったもの)を
計算し、その値の、計86病院全体の平均値を求めました。
平均報告数は、病床規模が大きくなるほど増えていましたが、平均報告数の
最も多かった病院(最大値)を見ると、規模が小さい病院のほうが、大きい病
院を上回っていました。
実際に、病院に立入検査にうかがった時の実感でも、規模の小さい病院であ
っても、医療安全に熱心に取り組まれているところでは、たくさんのレポート
が報告されていたように感じました。
特に、規模が小さい病院では、院長先生や師長さんの熱意があるところでは、
規模が大きいところよりも改善は早く、熱心な印象を受けています。
これは、病院に限らず、診療所でも同じことが言えるのではないでしょうか。
○○インシデント・アクシデントレポート報告促進のコツ○○
病院の医療安全担当者からお聞きした、インシデント・アクシデントレポー
ト報告促進のコツをご紹介します。
◆インシデント・アクシデントレポートという名称を改め、”できごと報告”
などといった名称にすることで、報告者の心理的負担を軽減した。
◆職員が、レポートを書くことで、当事者と思われてしまうのを恐れていたの
で、当事者と発見者でレポート記入の際のボールペンの字の色を変えるよう
にし、心理的負担を軽減した。
◆レポートの多かった部署を、院長から表彰するようにした。
◆レポートの多かった部署に、院長から金一封(ポケットマネー)出るように
した。
◆会議の際に、報告の少ない部署に対して、院長から「こんなに少ないのはお
かしいのではないか!」と毎回指摘がある。
◆報告書を簡便な書式にし、記載時間を短くした。
◆報告があった事例については病院が責任を持ち、報告が出なかった事例につ
いては病院は責任を持ちかねると周知した。
◆他部署の報告数との齟齬が無いか確認する。例えば、検体凝固で、検査部の
レポート数と、病棟のレポート数の違いを確認する。
◆報告の少ない医局に対し、院長先生から直接指導してもらっている。
◆報告をしてくれない医師に対し、しつこく安全管理担当者が何度でも書いて
もらうように要求する。
◆当事者である医師がなかなか報告してくれなかったため、看護師などの発見
者が書いた報告には、必ず当事者が詳細に記録をしなければならないように
し、意識を高めた。
◆毎月の報告の統計に、報告者の職種別統計と、当事者の職種別統計を取ると、
当事者にもかかわらず報告をしていない職種が明らかになり、意識を高めた。
◆報告促進にコツなどない。ひたすら繰り返し職員に研修、啓発し、折に触れ
意識を高めていくしかない。
ほんの少し前まで、インシデント・アクシデントの報告は、一般的には行わ
れていませんでした。それが近年では、これほどまでにメジャーなものとなり
ました。
報告数の多い、少ないばかりに注目することは、本質ではありません。量よ
りも、レポートの質や、レポートの生かし方、改善への取組が重要です。
ただ、報告がちゃんと出てくるような医療安全意識の醸造が、発展途上の医
療機関では、当面の目標として、今回の集計がお役に立てば幸いです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
★ 2. 医 療 安 全 情 報 ★
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
●●市内病院の禁煙対策状況は?●●
禁煙対策は、保健・医療にとって大切な問題です。
今年度、病院立入検査の際、病院の禁煙対策について調査しました。
今後の禁煙対策の参考にしていただければ幸いです。
今年度の立入検査対象であった市内134病院のうち、ご報告いただいた
市内131病院を、分析対象としました。
注:インシデント、アクシデントレポートの分析対象とは若干異なります。
★☆病院種類別にみた、禁煙対策別実施率☆★
一般病床を中心とする病院(計71病院)
敷地内禁煙42.3% 建物内禁煙49.3% 分煙 8.5%
精神科の単科病院(計21病院)
敷地内禁煙 9.5% 建物内禁煙23.8% 分煙66.7%
療養病床のみの病院(計6病院)
敷地内禁煙33.3% 建物内禁煙50.0% 分煙16.7%
ケアミックス型(療養、一般病床複合型)の病院(計33病院)
敷地内禁煙39.4% 建物内禁煙36.4% 分煙24.2%
全体(計131病院)
敷地内禁煙35.9% 建物内禁煙42.0% 分煙22.1%
★☆病床規模別にみた、禁煙対策別実施率☆★
20床以上200床未満(計86病院)
敷地内禁煙27.9% 建物内禁煙50.0% 分煙22.1%
200床以上400床未満(計25病院)
敷地内禁煙44.0% 建物内禁煙36.0% 分煙20.0%
400床以上(計20病院)
敷地内禁煙60.0% 建物内禁煙15.0% 分煙25.0%
禁煙外来の保健適応の条件の一つが、敷地内禁煙です。
今回の調査の35.9%の医療機関が、その条件を満たしていますね。
●●横浜市の麻しん緊急対策は、3月31日まで!●●
横浜市では、麻しん予防接種を一度も受けておらず、麻しんにかかったこと
のない1歳〜高校3年生の方を対象に、平成21年3月31日まで麻しん風し
ん混合ワクチンを無料で1回接種できます。
残りの期間はあとわずか!!この機会に予防接種を受けましょう。
【麻しん緊急接種URL】
http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/oshirase/mr-kinkyu.html
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■■■編 集 後 記■■■
今回は、病院への立入検査で得られた資料を中心に記事を書いてみましたが、
いかがだったでしょうか。
いままで、横浜市をはじめ、全国の保健所で毎年膨大な数の病院への立入検
査が実施されているにもかかわらず、その結果についてはほとんど公表、広報
されていませんでした。
立入検査の最終的な目的は、結局、医療機関のみなさまと同じく、患者さん
のためにより良い医療を目指すというものです。
その目的のためには、立入検査で得られた医療安全向上に役立つ情報につい
ては、もっと医療機関のみなさまに還元してもよいのかと考え、今回、ささや
かですが情報提供させていただきました。
ほかに何か、ご希望のテーマがあれば、ご連絡いただければ幸いです。
ちなみに、平成19年度の立入検査結果を、横浜市医療安全支援センターの
ホームページに掲載しています。(平成20年度の結果については、3月中に
掲載予定です。)
平成19年度の立入検査結果
http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/imuyakumu-jyouhou/oshirase.html
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
★横浜市医療安全相談窓口の事例は、プライバシー保護のため、内容を若干変
更しています。
★バックナンバーはこちらからご覧になれます。
http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/iryou-anzen/ml
★配信先解除・変更:
本メールマガジンの配信先の変更を希望される方は、下記URLに
アクセスして、解除又は変更手続きを行ってください。
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★ご意見・ご感想はこちらへ
anzenchan@ml.city.yokohama.jp
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発行:横浜市医療安全支援センター(横浜市保健所健康安全部医療安全課)
Copyrights(C) 2008 City of yokohama. All rights reserved.
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" `ヮ " anzenchan 平成20年3月13日
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□ □ □ 今号の目次 □ □ □
1 医療安全改善にむけて
◇市内病院のインシデント・アクシデントレポートの平均報告数は?
◇インシデント・アクシデントレポート報告促進のコツ
2 医療安全情報
◇市内病院の禁煙対策状況は?
◇横浜市の麻しん緊急対策は、3月31日まで!
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1. 医 療 安 全 改 善 に む け て
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●●市内病院のインシデント・アクシデントレポートの平均報告数は?●●
インシデント・アクシデントレポートは、医療安全改善の重要な資料です。
レポート数の多いことが、一部の無理解なマスコミで問題となることがあり
ますが、基本的には、医療安全への取り組み意識が高い病院では、十分かつ有
益な報告がされていることが多いようです。
今回、今年度の市内病院への立入検査の際、ご報告いただいたそれぞれの病
院におけるインシデント・アクシデントレポートの報告数をまとめてみました。
当然、各病院によって、病床の種類、報告の基準やカウントの仕方が異なり
ますので、正確な比較は困難です。(今回は、貴院でのインシデント・アクシ
デントレポートの件数は?という聞き方しかしていません。)
また、報告数のみから、それぞれの病院の医療安全水準を考えることも無理
があります。
ただ、地域での報告数の実態を明らかにした資料が少ないことも事実です。
今回の集計資料を、それぞれの病院での医療安全対策を考える際の参考にし
ていただければ幸いです。
◇ ◇ ◇
今年度の立入検査対象であった市内134病院のうち、ご報告いただいた市
内131病院の平成19年(度)のレポート数を、分析対象としました。
★☆1病床あたりの平均年間報告数(病院種類別)☆★
一般病床を中心とする病院(計71病院)
・・・・3.16(最小値0.15、最大値10.34)
精神科の単科病院(計22病院)
・・・・1.50(最小値0.13、最大値 3.66)
療養病床のみの病院(計6病院)
・・・・0.56(最小値0.18、最大値 1.08)
ケアミックス型(療養、一般病床複合型)の病院(計32病院)
・・・・1.69(最小値0.02、最大値 6.41)
合計・・・・・・2.41(最小値0.02、最大値10.34)
【計算方法】
例えば、「一般病床を中心とする病院」では、まず、それぞれの病院の病床
あたりの年間平均報告数(1年間のレポートの総数を病床数で割ったもの)を
計算し、その値の、計71病院全体の平均値を求めました。
【数字の見方】
例えば、「一般病床を中心とする病院」では、1年間に、一つのベッド(病
床)につき、平均3.16件のインシデント・アクシデントレポートが報告さ
れたことを意味します。また、その中で、報告数が最も少なかった病院(最小
値)では、1年間で、一つのベッドにつき、0.15件の報告があり、最も報
告が多かった病院(最大値)では、10.34件の報告があったことを意味し
ます。
病院の種類ごとに、平均報告数に違いがあるのは、医療内容が異なるため、
当然の結果と思います。
全体的には、どの種類の病院でも、よく報告されているのではないかと感じ
ました。
ただ、同じ種類でも、平均報告数の最も少なかった病院(最小値)と、最も
多かった病院(最大値)では、バラツキを認めました。
★☆1病床あたりの平均年間報告数(病床規模別)☆★
20床以上200床未満(計86病院)
・・・・2.09(最小値0.02、最大値10.34)
200床以上400床未満(計25病院)
・・・・2.54(最小値0.13、最大値 9.69)
400床以上(計20病院)
・・・・3.59(最小値1.17、最大値 8.00)
【計算方法】
例えば、「20床以上200床未満」では、まず、それぞれの病院の病床
あたりの年間平均報告数(1年間のレポートの総数を病床数で割ったもの)を
計算し、その値の、計86病院全体の平均値を求めました。
平均報告数は、病床規模が大きくなるほど増えていましたが、平均報告数の
最も多かった病院(最大値)を見ると、規模が小さい病院のほうが、大きい病
院を上回っていました。
実際に、病院に立入検査にうかがった時の実感でも、規模の小さい病院であ
っても、医療安全に熱心に取り組まれているところでは、たくさんのレポート
が報告されていたように感じました。
特に、規模が小さい病院では、院長先生や師長さんの熱意があるところでは、
規模が大きいところよりも改善は早く、熱心な印象を受けています。
これは、病院に限らず、診療所でも同じことが言えるのではないでしょうか。
○○インシデント・アクシデントレポート報告促進のコツ○○
病院の医療安全担当者からお聞きした、インシデント・アクシデントレポー
ト報告促進のコツをご紹介します。
◆インシデント・アクシデントレポートという名称を改め、”できごと報告”
などといった名称にすることで、報告者の心理的負担を軽減した。
◆職員が、レポートを書くことで、当事者と思われてしまうのを恐れていたの
で、当事者と発見者でレポート記入の際のボールペンの字の色を変えるよう
にし、心理的負担を軽減した。
◆レポートの多かった部署を、院長から表彰するようにした。
◆レポートの多かった部署に、院長から金一封(ポケットマネー)出るように
した。
◆会議の際に、報告の少ない部署に対して、院長から「こんなに少ないのはお
かしいのではないか!」と毎回指摘がある。
◆報告書を簡便な書式にし、記載時間を短くした。
◆報告があった事例については病院が責任を持ち、報告が出なかった事例につ
いては病院は責任を持ちかねると周知した。
◆他部署の報告数との齟齬が無いか確認する。例えば、検体凝固で、検査部の
レポート数と、病棟のレポート数の違いを確認する。
◆報告の少ない医局に対し、院長先生から直接指導してもらっている。
◆報告をしてくれない医師に対し、しつこく安全管理担当者が何度でも書いて
もらうように要求する。
◆当事者である医師がなかなか報告してくれなかったため、看護師などの発見
者が書いた報告には、必ず当事者が詳細に記録をしなければならないように
し、意識を高めた。
◆毎月の報告の統計に、報告者の職種別統計と、当事者の職種別統計を取ると、
当事者にもかかわらず報告をしていない職種が明らかになり、意識を高めた。
◆報告促進にコツなどない。ひたすら繰り返し職員に研修、啓発し、折に触れ
意識を高めていくしかない。
ほんの少し前まで、インシデント・アクシデントの報告は、一般的には行わ
れていませんでした。それが近年では、これほどまでにメジャーなものとなり
ました。
報告数の多い、少ないばかりに注目することは、本質ではありません。量よ
りも、レポートの質や、レポートの生かし方、改善への取組が重要です。
ただ、報告がちゃんと出てくるような医療安全意識の醸造が、発展途上の医
療機関では、当面の目標として、今回の集計がお役に立てば幸いです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
★ 2. 医 療 安 全 情 報 ★
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
●●市内病院の禁煙対策状況は?●●
禁煙対策は、保健・医療にとって大切な問題です。
今年度、病院立入検査の際、病院の禁煙対策について調査しました。
今後の禁煙対策の参考にしていただければ幸いです。
今年度の立入検査対象であった市内134病院のうち、ご報告いただいた
市内131病院を、分析対象としました。
注:インシデント、アクシデントレポートの分析対象とは若干異なります。
★☆病院種類別にみた、禁煙対策別実施率☆★
一般病床を中心とする病院(計71病院)
敷地内禁煙42.3% 建物内禁煙49.3% 分煙 8.5%
精神科の単科病院(計21病院)
敷地内禁煙 9.5% 建物内禁煙23.8% 分煙66.7%
療養病床のみの病院(計6病院)
敷地内禁煙33.3% 建物内禁煙50.0% 分煙16.7%
ケアミックス型(療養、一般病床複合型)の病院(計33病院)
敷地内禁煙39.4% 建物内禁煙36.4% 分煙24.2%
全体(計131病院)
敷地内禁煙35.9% 建物内禁煙42.0% 分煙22.1%
★☆病床規模別にみた、禁煙対策別実施率☆★
20床以上200床未満(計86病院)
敷地内禁煙27.9% 建物内禁煙50.0% 分煙22.1%
200床以上400床未満(計25病院)
敷地内禁煙44.0% 建物内禁煙36.0% 分煙20.0%
400床以上(計20病院)
敷地内禁煙60.0% 建物内禁煙15.0% 分煙25.0%
禁煙外来の保健適応の条件の一つが、敷地内禁煙です。
今回の調査の35.9%の医療機関が、その条件を満たしていますね。
●●横浜市の麻しん緊急対策は、3月31日まで!●●
横浜市では、麻しん予防接種を一度も受けておらず、麻しんにかかったこと
のない1歳〜高校3年生の方を対象に、平成21年3月31日まで麻しん風し
ん混合ワクチンを無料で1回接種できます。
残りの期間はあとわずか!!この機会に予防接種を受けましょう。
【麻しん緊急接種URL】
http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/oshirase/mr-kinkyu.html
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■■■編 集 後 記■■■
今回は、病院への立入検査で得られた資料を中心に記事を書いてみましたが、
いかがだったでしょうか。
いままで、横浜市をはじめ、全国の保健所で毎年膨大な数の病院への立入検
査が実施されているにもかかわらず、その結果についてはほとんど公表、広報
されていませんでした。
立入検査の最終的な目的は、結局、医療機関のみなさまと同じく、患者さん
のためにより良い医療を目指すというものです。
その目的のためには、立入検査で得られた医療安全向上に役立つ情報につい
ては、もっと医療機関のみなさまに還元してもよいのかと考え、今回、ささや
かですが情報提供させていただきました。
ほかに何か、ご希望のテーマがあれば、ご連絡いただければ幸いです。
ちなみに、平成19年度の立入検査結果を、横浜市医療安全支援センターの
ホームページに掲載しています。(平成20年度の結果については、3月中に
掲載予定です。)
平成19年度の立入検査結果
http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/imuyakumu-jyouhou/oshirase.html
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★横浜市医療安全相談窓口の事例は、プライバシー保護のため、内容を若干変
更しています。
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