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麻しん(はしか)について

 麻しん(はしか)は、命に関わることもある恐い病気です!予防接種で防ぐことが可能です。

 麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。感染力がとても強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。重い合併症を発症して、命に関わることもあります

 これまでは、子どもの病気と考えられてきましたが、最近では10代や20代以上での流行が見られ、社会的な問題となっています。麻しんを予防するために、予防接種を受けましょう!!

麻しんとは?

 感染力が強く、免疫力がない人が感染するとほぼ100%発症します。特別な治療法はなく、合併症がなくても入院を要することもあり、回復までに時間がかかる重い病気です。

  • 麻しんは、麻しんウイルスによる感染症です。感染すると、約10〜12日間の潜伏期ののち、熱やせき、鼻水など、風邪のような症状が出ます。数日すると、38℃以上の高熱と、全身の赤い発しん(ブツブツ)が出現します。発しんの出現する前後に、ほほの内側に白い斑点(コプリック斑)が出ることもあります。
  • 合併症がなければ、主な症状は7〜10日でほぼ回復しますが、発しんは、茶色くなってしばらく残ります。
  • 麻しんにかかると一時的に免疫力が低下し、回復するまでに1か月程度かかるといわれ、その間は他の感染症にかからないよう、注意が必要です。

麻しんの感染経路

 飛沫感染、空気感染、接触感染により感染します。

  • せきやくしゃみなど、麻しんウイルスを含んだ空気を吸い込むことで感染(飛沫感染や空気感染)します。接触感染をすることもあります。
  • 周りの人に麻しんの免疫がない場合には、1人の患者から12〜14人(インフルエンザでは1〜2人)が感染するといわれる、とても感染力の強い病気です。免疫力がない人が感染すると、ほぼ100%発症します。
  • 熱やせきなどの症状が出現する1日前(発しん出現の3〜5日前)から発しん消失後4日(または解熱後3日)くらいまで、周りの人に感染させる力があります。

恐い麻しんの合併症

 合併症を併発すると、時に命に関わることもあります。合併症は、全体の約30%に併発するといわれています。このうち、小児では肺炎が、成人では脳炎が、麻しんによる死亡の大きな原因となっています。

  • 肺炎…患者100人に約6人が発症します。麻しんウイルスによる肺炎の場合と細菌による肺炎の場合があります。
  • 脳炎…患者約1,000人に1人の割合で合併します。約60%は完全に回復しますが、20〜40%に中枢神経系の後遺症を残します。致死率は約15%です。
  • 急性硬化性全脳炎(SSPE)…ごく稀ですが(10万人に1人)、麻しんにかかってから7〜10年程経ってから発症します。知能障害、運動障害が徐々に進行し、発症から平均6〜9か月で死に至る病気です。
  • このほか、下痢(約8%)、中耳炎(約7%)、クループ症候群(喉頭炎)、心筋炎などを合併することがあります。

麻しんを予防するには?

 予防接種を受けることで、麻しんへの免疫をつけることが可能です。次に該当する方は、定期予防接種として無料で接種を受けることができます。年齢や接種期間を確認し、接種を受けましょう。

  • (第1期)1歳になったらすぐに麻しん・風しん混合(MR)ワクチンの接種を受けてください。
  • (第2期)小学校入学前の1年間のうちに、2回目の予防接種を受けてください。
  • (第3期及び第4期)中学1年生相当及び高校3年生相当の方も平成20年度から平成24年度までの5か年は、定期予防接種対象となっています。対象となる期間に接種しましょう。
  • 上記以外の方で、麻しんの予防接種を一度も受けていない方や接種歴が不明な方は、自費での予防接種が可能です。医療機関にご相談ください。

 詳しくは、予防接種のページをご覧ください。

麻しんの対策をしていないと…?

 最近は、さまざまな場合に、予防接種を受けておくことが求められるようになりました。

  • 大学への進学の際や部活動に参加する場合、海外へ旅行する場合などに、予防接種を受けているか、麻しんの抗体(抵抗力)が十分にあることを証明することを求められることが多くなっています。特に、海外の学校に進学する場合などは、予防接種を2回接種していることを確認することが求められます。
    • 麻しんの抗体があるかどうかを調べる血液検査(抗体価検査)は、医療機関で受けることもできます(自費)。
  • 医療や福祉、教育、保育関係など、免疫の弱い方や子どもなどに接することが多い仕事に就く方は、自らが感染源となって麻しんを広げないよう、予防接種をしておくことが求められます。一部の企業では、就職の際に予防接種歴を確認するところもあります。

 麻しんの患者が発生すると、こんなこともあります。麻しんにかからないよう予防することが大切です。

  • 学校で麻しんの患者が出ていたが、行事(卒業式や修学旅行等)を予定どおり実施したところ、何人も麻しんにかかった人が出た。
  • 部活動の大会に参加したところ、気付かぬうちに麻しんにかかってしまった。
  • 1人が麻しんにかかったら、家族も次々に発症した。
    • 麻しんは非常に感染力が強く、たった1人の患者から多くの感染者を出してしまうことがあります。横浜市では、麻しんにかかった人は10代に最も多く、予防接種を受けていない人(約50%)や予防接種歴が不明な人(約25%)が多数を占めました。予防接種を受ければ、感染や発症、重症化を防ぐことができます。
  • 海外旅行中に麻しんにかかっていることが分かり、現地の病院に隔離された。付き添って病院に行った人も、同様に隔離された。また、患者と接触した疑いのある人全員が、麻しんの抗体があるかを調べる血液検査を受けた。このため、帰国が延期された。
    • アメリカやカナダ、オーストラリアや韓国などでは、麻しんはすでに“排除”された病気です。日本からの旅行者が、海外で麻しんを発症し、現地の人に感染させてしまうことから、日本は「麻しん輸出国」といわれています。渡航前に、予防接種を受けておくか、麻しんの抗体があるか調べておくことが必要です。

関連ホームページ

お問い合わせ

  • 各区福祉保健センター福祉保健課健康づくり係
  • 横浜市健康福祉局健康安全課 TEL 045-671-2463 FAX 045-664-7296
各区の福祉保健センター福祉保健課健康づくり係
青葉 TEL:978-2438
FAX:978-2419
TEL:954-6146
FAX:953-7713
TEL:800-2445
FAX:800-2516
磯子 TEL:750-2445
FAX:750-2547
神奈川 TEL:411-7138
FAX:316-7877
金沢 TEL:788-7840
FAX:784-4600
港南 TEL:847-8438
FAX:846-5981
港北 TEL:540-2362
FAX:540-2368
TEL:894-6964
FAX:895-1759
瀬谷 TEL:367-5744
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都筑 TEL:948-2350
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鶴見 TEL:510-1832
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戸塚 TEL:866-8426
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西 TEL:320-8439
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保土ケ谷 TEL:334-6345
FAX:333-6309
TEL:930-2357
FAX:930-2355
TEL:743-8241
FAX:721-0789

2012年麻しん排除に向けて!はしかにならない!はしかにさせない!

 2012年の麻しん排除(Elimination)を目標に、2007年8月厚生労働省において、わが国における「麻しん排除計画」が策定されました。これを機に、麻しん排除に向けた本格的な取り組みが国民一人ひとりに求められています。(国立感染症研究所ホームページより)

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