デング熱国内感染例の発生に伴うモニタリング調査の実施について
- 平成26年8月に、都立代々木公園でデング熱に感染したと思われる南区在住の方が、発症3日後に金沢区内の海の公園内「犬の遊び場」で蚊に刺されていたことがわかりました。この方を刺した蚊が、デング熱を感染させる力を保有するかが不明なため、9月5日から海の公園の蚊のモニタリング調査を実施します。この調査に伴って、海の公園の一部を閉鎖します。なお、横浜市が今年度に実施した、蚊のモニタリング調査では、約2700個体の雌のヒトスジシマカ(ヤブ蚊)を検査しましたが、デングウイルスは検出されておりません。
1 モニタリング方法
- ライトトラップ法(二酸化炭素による誘因)を用いて蚊を捕獲し、種の特定及びデングウイルスの保有の有無を確認します。また、調査時期は吸血蚊の体内でウイルスが増殖し、感染性を有するようになる、吸血日(8月31日)から1週間後(9月7日)の前後の日に実施します。
実施期間:9月5日(金)から
2 閉鎖する場所
- 横浜市金沢区海の公園10番 海の公園内犬の遊び場の二か所(金沢シーサイドライン架線下「海の公園南口駅」の両側に一か所ずつ所在)閉鎖は9月5日から行っていますが、8月31日以降9月5日までに閉鎖場所周辺において蚊に刺されたとしても、感染の可能性はありません。
3 市民の皆さまへ
- 日本国内で海外渡航歴のないデング熱の患者(国内感染)が複数発生していますが、いずれも都立代々木公園周辺の蚊による感染と推定され、横浜市内で蚊に刺されたことによる感染は確認されていません。
- 海外の流行地域(主に熱帯・亜熱帯地域)に渡航される方は蚊に刺されないように注意することはもちろん、国内でも蚊に刺されないように注意することが大切です。
- ヤブ蚊に刺されて高熱が続いた場合には、蚊に刺されないように注意して、かかりつけの医療機関を受診してください。
- 症状は、ヤブ蚊に刺されてから概ね3日から7日で、突然の発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹等が現れます。

4 デング熱について
- デング熱は人から人に直接感染する病気ではありません。ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することではじめて感染します。また、感染した場合も、一般に一週間前後の経過で回復すると言われています。詳細についてはこちらをご覧ください。
5 モニタリング調査結果

ページ先頭へ戻る↑

当Webサイトは、スタイルシートを使用しております。お客さまが使用されているブラウザは、スタイルシート非対応のブラウザか、スタイルシートの設定が有効になっていない可能性があります。そのため、表示結果が異なっておりますが、情報そのものは問題なくご利用いただけます。