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災害発生時
自分の身の安全を確保できたら、近隣の要援護者の方に声をかけて、一緒に避難しましょう。寝たきりの高齢者など、自分で移動することが難しい人は、おぶいひも、シーツや毛布を利用するなどして移動しましょう。目や耳の不自由な人には、周りの状況を教え、必要に応じて一緒に避難しましょう。
被災後の対応
地域防災拠点での対応
- 基本的な対応
- 避難をしてきたとき、どのような生活上の支障がありそうか、どのような支援を必要とするのかを、相手からよく聞いておくようにしましょう。また、内臓機能に障害がある人、聴覚障害の人などは外見からはわかりません。よく、確認をしましょう。
- 支援の必要な人への対応について、担当のスタッフを決めて対応するようにしましょう。また、スタッフ間で情報を共有するように努めましょう。
- 要援護者への援助を手伝ってくれる人を募集しましょう。必要な物資や援助があるときには、区本部に連絡しましょう
- 避難所の状況によって希望があってもできないことは、はっきり告げ、状況を説明しましょう。
- 段差の少ない場所や、トイレに近い場所、集団で過ごすことが苦手な人のためのスペースなど、要援護者の方のためのスペースを確保しましょう。また、要援護者以外の方の理解を求めましょう。
- 目や耳の不自由な人に情報を提供するため、掲示板などによるお知らせを読んで知らせる、放送によるお知らせは必ず掲示にするなどしましょう。
- 盲導犬、介助犬などの補助犬を連れている人の場合は、周囲の人が配慮するよう心がけましょう。また、動物好きな人たちも一緒に共同生活をすることになります。悪気がなく仕事中の補助犬を触りたがる人たちには、補助犬の役割を説明できる人が理解を求め、仕事の邪魔をしないように配慮してください。
- 食料や、生活物資などは、要援護者の方に配慮して配布するようにしましょう。
- 避難していない要援護者の人がいるときは、自宅に取り残されていないか安否を確認しましょう。避難しないときでも、食料や生活物資などが、もれなく受け取れるよう手助けをしましょう。
- 避難所で支援が必要な人や避難所に避難していない要援護者の情報をなるべく集め、区本部に伝えられるようにまとめておきましょう。
要援護者の状況ごとの対応
● 手足の不自由な人
- トイレなどと段差のないスペースが避難場所となるよう配慮しましょう。また、なるべく出入り口に近い場所になれるようにしましょう。
- 体育館内の通路などは、車椅子が通れる幅(最低90cm)程度以上は確保しましょう。また、通路にものを置かないよう、避難をしている人に依頼しましょう。
● 耳の不自由な人
- 放送などの音声情報だけではなく、掲示板などを設け、必ず同時に情報提供していきましょう。
- 避難者で手話が使える人がいれば、協力をしてもらいましょう。
- 話をするときは、筆談でやりとりをすることもできます。また、相手の正面から、話せば口の動きでわかる人もいます。なお、しゃべることができても聞こえない人もいますので、確実に伝わるよう書いて確かめましょう。
● 目の不自由な人
- なるべく出入り口に近いところ、壁際の場所を確保しましょう。
- 近くにいる人に、移動する時の誘導の協力をお願いしましょう。
- 食料や救援物資などの配布物が確実にわたるよう配慮しましょう。
● 内臓機能に障害のある人
- どんな配慮が必要か、十分聞き取り、状況を把握しましょう。
- 器具の消毒、交換、医療上の手当て、補装具交換などができるよう、プライバシーに配慮した空間がとれるようにしましょう。
- 足りない医薬品、物品などがあれば聞き取り、速やかに区本部へ対応を依頼しましょう。
● 知的障害の人、発達障害(自閉症など)の人
- 状況の変化に対する対応が難しい人もいます。声をかけるなど、なるべく落ち着いてすごせるように心がけましょう。
- 難しい単語や早い話が理解しづらい人もいます。なるべくやさしい言葉で伝えるようにしましょう。また、掲示板の内容もやさしい言葉で伝えましょう。
- 環境の急激な変化でパニックをおこしやすくなる人もいます。また、大勢の人がいる場所が苦手な人もいます。体育館以外の教室などが確保できれば、そうした教室を手配し、落ち着ける環境をつくりましょう。
- その人の行動をよく知っている家族の人などから、落ち着ける状況を聞き取り、対応しましょう。
● 精神障害の人
- なれない環境で不安定になり、集団生活になじめない場合があるので、本人や家族に対して配慮するように心がけましょう。体育館以外の教室などが確保できれば、そうした教室を手配し、落ち着ける環境をつくりましょう。
● 認知症の人
- 急激な環境の変化で、落ち着かない場合があります。その人の行動をよく知っている人から、落ち着ける状況を聞き取り、対応しましょう。
- 顔見知りの人に話し相手になってくれるよう協力をお願いしましょう。
● 支援の必要な高齢者
- どのような支援を必要としているのか、確認しましょう。
- 支給するおにぎりなどが食べられない人がいます。細かく刻んである食事や温かい飲食物などについて配慮しましょう。
- 食事のときに喉をつまらせるおそれがあります。食事の時には常に誰かが様子を見るようにしましょう。
- 日常利用しているサービスがあれば、聞き取り、区本部へ伝えましょう。
- 高齢者は排尿の頻度が増します。トイレに近い場所を確保するなどの配慮をしましょう。
- オムツを使用している高齢者には、衝立をたてるなどプライバシーに配慮しましょう。
● 乳幼児・産婦・妊婦
- 授乳やオムツ替えのための空間が必要です。別に教室などを確保して対応しましょう。
- ミルクのための温かいお湯や清潔な環境などが必要です。不足しているものがあれば、区本部へ速やかに伝えましょう。
- 急激な環境の変化で、思わぬ事態がおきる場合があります。なるべく家族の人と一緒にいるよう依頼しましょう。また、何かあれば、すぐに専門科医等のスタッフに連絡するよう、周囲の人にもお願いしておきましょう。


