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横浜市中央卸売市場

市場の歴史

(1) 本 場

 横浜市中央卸売市場本場は、昭和6年2月に全国で3番目、東日本では最初の中央卸売市場として現在の神奈川区山内町に開設されました。大正12年3月の中央卸売市場法(旧法)の制定に伴い、横浜市は、市民の日常生活に欠くことのできない生鮮食料品等の安定供給と公正な取引の推進を目的として、直ちに建設の準備に着手しました。直後の同年9月に発生した関東大震災により一時計画を中止しましたが、本市震災復興事業の一環として再び計画され、昭和2年1月から4年の歳月をかけて建設し、業務を開始しました。
 戦後、人口の急激な増加を背景とした取扱量の増加に伴い、施設の拡充整備を順次進めてきましたが、施設の老朽化、狭隘化が進行したため、市場機能の一層の充実を図るために抜本的な再整備を計画し、水産棟・関連棟は昭和61年9月に、また、青果棟は平成4年3月に建替えが完了し、以降、全国でも有数の市場として市民に安全・安心な生鮮食料品を供給する役割を担っています。
 その後、「横浜市中央卸売市場の再編・機能強化に関する基本方針」に基づき、平成27年4月に青果部・水産物部を本場に統合するとともに、市場機能強化の一環として水産棟を外気遮断・温度管理型施設に改修整備し、平成28年4月に供用を開始しました。

年号(西暦)

主な出来事

安政

   
6年(1859) 6月 ・横浜開港

明治

   
4年(1871)   ・市内衣紋坂(今の横浜公園内)に欧米風建築の市場が初めて開設される
5年(1872)   ・高島嘉右衛門が4品市場(魚介、鳥肉、獣肉、青果)を開設
22年(1889) 4月 ・横浜市制施行

大正

   
12年(1923) 3月
9月
・中央卸売市場法(旧法)公布
・関東大震災

昭和

   
6年(1931) 2月

6月
10月
・開場 青果、鳥卵、肉類の各部業務開始
 (現在の中区寿町に分場を設置)
・鳥類部業務開始
・魚類部業務開始
20年(1945) 5月 ・横浜大空襲で市場も一部被災
22年(1947) 2月
3月
9月
10月
・横浜果実協同組合設立
・横浜青果商業協同組合設立
・金港青果株式会社設立
・横浜新興青果商業協同組合設立
23年(1948) 1月 ・横浜魚類株式会社創立
・横浜丸中青果株式会社創立
・横浜丸魚株式会社創立
24年(1949) 4月
5月
・野菜の価格と配給統制が全面廃止され、市場でのせり売りが再開される
・横浜市場冷蔵株式会社設立
25年(1950) 3月 ・中央青果協同組合設立
29年(1954) 3月
9月
・橋本町埋立地に旧青果卸売場完成
・丸倉青果商業協同組合が設立
31年(1956) 5月
7月
・丸仲青果協同組合設立
・分場廃止
33年(1958) 1月 ・旧青果部卸売場拡張工事完成
35年(1960) 12月 ・横浜魚市場卸協同組合が設立
36年(1961) 3月 ・旧水産仲卸売場が完成
37年(1962) 4月
9月
・横浜水産物商業協同組合設立
・横浜食鳥鶏卵株式会社創立
38年(1963) 3月 ・旧水産卸売場及び事務所完成
42年(1967) 10月 ・旧本場管理庁舎完成
44年(1969) 5月
6月
・丸浜青果商業協同組合設立
・市場大橋開通
46年(1971) 4月 ・卸売市場法(新法)公布
47年(1972) 4月 ・横浜市中央卸売市場業務条例施行
48年(1973) 3月 ・横浜中央市場青果卸協同組合設立
51年(1976) 6月 ・旧青果部仲卸売場完成
52年(1977) 3月 ・第1冷蔵庫完成
58年(1983) 6月
8月
・第2冷蔵庫完成
・横浜市中央卸売市場附属商組合(昭和6年2月設立、以降名称・組織変更を経て)から横浜市中央卸売市場関連事業者協同組合に改名
59年(1984) 3月
9月
11月
・発泡スチロール処理施設が完成
・再整備による新水産棟完成
・再整備による新関連棟が完成
61年(1986) 9月
10月
・水産買荷保管・駐車場棟が完成
・再整備による新管理庁舎・市場センタービルが完成
・水産物部配送センター完成
63年(1988) 3月 ・横浜中央卸売市場CI決定

平成

   
元年(1989) 11月 ・超低温冷凍庫施設が完成
2年(1990) 3月 ・本場まつり開催(その後ほぼ毎年開催)
3年(1991) 3月 ・青果部低温卸売場が完成
4年(1992) 3月 ・再整備による新青果棟全面完成
16年(2004) 8月 ・青果部配送センター稼動
18年(2006) 3月
9月
・包括外部監査で今後の市場のあり方の検討を求める意見が出される
・市長から横浜市中央卸売市場開設運営協議会に市場のあり方を諮問
19年(2007) 12月 ・水産物部新配送センター完成
20年(2008) 3月
9月
12月
・横浜市開設運営協議会から「市場のあり方」について市長に答申
・水産物部地域交流事業開始(毎月第1,3土曜日開催)
・臨港幹線開通
22年(2010) 7月 ・「市場の再編・機能強化に関する基本方針」決定
23年(2011) 9月 ・東日本大震災による福島第一原発事故に伴い、農産物、水産物の検査を開始
27年(2015) 4月 ・青果部及び水産物部を本場に統合
28年(2016) 3月 ・水産棟低温化改修整備完了





横浜市中央卸売市場会場当時 
横浜市中央卸売市場開場当時





本場再整備後 航空写真
本場再整備後





地域交流事業(本場)
地域交流事業(本場)


(2) 南部市場

 南部市場は、高度経済成長期の横浜市の人口急増に伴う生鮮品需要増加にこたえるため、昭和48年に横浜市金沢区に開設されました。本場と同様に青果部と水産物部を有するほか、全国の中央卸売市場としてはじめて花き部が開設されました。その後、流通形態の変化や品質管理強化の要請にこたえるため、平成18~19年には、これも全国で初めてとなる青果を中心とした共同加工・配送センター「横浜フレッシュセンター」が市場事業者により整備されるなど、先進的な取り組みが進められて来ました。しかし、近年の市場取扱高の減少等を受け、平成22年に策定した「横浜市中央卸売市場の再編・機能強化に関する基本方針」に基づいて、平成27年3月に南部市場を中央卸売市場としては廃止し、青果部・水産物部については本場に統合、花き部については同年4月に民営地方卸売市場に転換しました。

年号(西暦)

主な出来事

昭和

   
48年(1973) 1月
9月
11月
・神奈川県生花小売商協同組合設立
・青果棟、水産棟、花き棟、関連棟完成
・開場 青果部、水産物部、花き部、関連事業業務開始
・南部市場青果卸協同組合設立
・共栄会設立
49年(1974) 6月 ・横浜南部中央市場水産仲卸協同組合設立
52年(1977) 3月 ・青果保冷庫完成
55年(1980) 7月 ・水産物配送センター完成
60年(1985) 3月 ・生鮮用冷蔵庫完成
・横浜南部青果商業協同組合設立
62年(1987) 3月 ・発泡スチロール処理施設完成

平成

   
元年(1989) 7月
11月
・横浜新都市交通「シーサイドライン」開業
・青果物加工配送センター完成
2年(1990) 3月 ・第1回南部市場まつり開催(その後ほぼ毎年開催)
・活魚用海水供給施設完成
3年(1991) 3月 ・青果部低温卸売場完成
5年(1993) 9月 ・青果部買荷保管積込所完成
6年(1994) 3月 ・青果部仲卸冷蔵庫完成
11年(1999) 7月 ・首都高速湾岸線 本牧ふ頭~三渓園間、杉田~幸浦間供用開始
12年(2000) 3月 ・水産物部低温卸売場完成
13年(2001) 10月 ・首都高速湾岸線 三渓園~杉田間供用開始(これにより最寄の杉田ICまで東京方面から直通となる)
15年(2003) 7月 ・青果棟に低温卸売場拡張
16年(2004) 6月 ・水産物部マグロ低温卸売場完成
18年(2006) 4月 ・横浜フレッシュセンター(青果加工配送センター)第1期稼動
19年(2007) 8月 ・横浜フレッシュセンター(青果加工配送センター)第2期稼動
23年(2011) 9月  ・農産物、水産物の検査を開始
27年(2015) 3月
4月
・中央卸売市場としては廃止
・青果部、水産物部は本場を補完する加工・配送、流通の場(市場外指定保管場所)
・花き部は、民営の地方卸売市場




南部市場開場当時 航空写真
南部市場開場当時




共同加工・配送センター
全国初の共同加工・配送センター





市場まつり(南部市場)
市場まつり(南部市場)


(3) 食肉市場

 横浜市中央卸売市場食肉市場は昭和34年(1959年)に、東日本において初の食肉中央卸売市場として開設され、平成21年には開設50周年を迎えました。この間には、牛肉の輸入自由化、病原性大腸菌O-157の全国的な広がり、牛海綿状脳症(BSE)発生などがあり影響を受けましたが、特にBSE対策として、牛のせき髄を吸入して抜き取るせき髄吸入除去装置(ヨコハマセイフティー)を開発して成果を上げるとともに、全国の食肉市場等でも活用していただきました。また、全国の和牛肥育農家が丹精込めて育てて出荷された黒毛和牛のうち、プロの目で厳選した上質の牛肉を「市場発横浜牛」ブランドとして認定して提供し、皆様に好評を得ています。これからも安全で安心して食べられる食肉を安定的に供給できる市場を目指してまいります。

年号(西暦)

主な出来事

昭和

   
25年(1950) 2月 ・横浜食肉商業協同組合設立
34年(1959) 6月
8月
11月
・横浜食肉荷受株式会社設立
・横浜市中央と畜場条例公布
・開場 業務開始
41年(1966) 9月 ・横浜食肉売参事業協同組合設立
47年(1972) 3月 ・横浜市中央卸売市場業務条例公布
54年(1979) 10月 ・総合市場ビル完成
55年(1980) 8月 ・株式会社横浜市食肉公社設立

平成

   
元年(1989) 11月 ・本館棟完成
3年(1991) 4月 ・牛肉輸入自由化
6年(1994) 9月 ・仲卸棟完成
7年(1995) 1月 ・F級冷凍庫完成
8年(1996) 7月 ・全国的に病原性大腸菌O-157発生
10年(1998) 6月 ・横浜食肉荷受株式会社が、横浜食肉市場株式会社に社名変更
11年(1999) 4月 ・横浜食肉副生物協同組合設立
13年(2001) 5月
10月
11月
・「市場発横浜牛」初上場
・牛海綿状脳症(BSE)発生対策として、牛の全頭検査開始
・せき髄吸入除去装置(ヨコハマセイフティー)開発
18年(2006) 3月 ・小動物(豚)解体ライン改修
21年(2009) 3月 ・大動物(牛)解体ライン改修
22年(2010) 4月 ・宮崎県で口蹄疫が発生し、8月に終息
23年(2011) 3月

8月
10月
・東日本大震災
・福島第一原発事故が発生
・牛肉の全頭検査を開始
・小動物けい留所改修、増築
25年(2013) 10月 ・豚流行性下痢が7年ぶりに発生し、防疫体制を強化




昭和37年当時の外観
昭和37年当時の外観(横浜市史資料室所蔵)




ヨコハマセーフティー
ヨコハマセイフティー




ミートフェア(食肉市場)
ミートフェア(食肉市場)

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経済局中央卸売市場 本場 運営調整課 - 2016年04月01日作成 - 2016年03月31日更新
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