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社員と家族の幸せを1番に考える。それが働きやすい会社作りにつながっていく。 株式会社ダッドウェイ 代表取締役社長 白鳥公彦

「お父さんの子育てをもっと面白く、楽しくしたい」という想いから平成4年に創業。まだ父親の育児参加という考え方が浸透していない時代から、ベビー用品や玩具、アウトドア用品などの販売を通じて、男性の育児参加を積極的に促している株式会社ダッドウェイ様。現在、社員数は302名。そのうち238名が女性社員です。今回は、多くの女性社員が働く会社の代表取締役社長であり、男性に子育ての醍醐味を伝える白鳥公彦さんに、女性の採用から考える経営観についてお話しいただきました。

01
いつぐらいから女性採用に力を入れ始めたのですか?正直にお話しますが、これまで女性採用に力を入れたこともなければ、特別な意識を持ったこともありません。もともと、夫婦で始めた事業だったので、男性、女性を分けて考えたことがなかったのです。起業当初から知り合いなどを通じて女性社員が在籍していましたから。はじめは近所の主婦だった方に手伝ってもらう形でスタート。その後、修理担当として、また近所の主婦の方が入社。次に私のアウトドア仲間だった女性が加わりました。むしろ、男性は私一人でしたね。その後、義妹の紹介で、ようやく営業担当として男性が入社しました。現在も女性が圧倒的に多く、特に直営店の販売員は、ほぼ全員が女性です。20代から60代まで幅広い年代の方が働いています。本社でも男女半々くらい。物流センターも商品をきめ細かく丁寧に梱包することを付加価値としているので、女性が多く活躍されています。商品特性から自然と女性が多くなっていると思いますね。
02
幅広い年代の女性を採用することで経営への効果はありますか?たくさんあります。その中でも、一番は心強さだと思います。若手から見れば、年配の方は人生の先輩。出産や子育て等、いろいろ経験しているので、これから結婚や出産を迎える女性にとって、仕事面や家庭面で参考になります。今は、出産しても産休後に復帰することが当たり前の時代です。復帰後に活躍する先輩の姿を間近で見ることで、仕事面などの不安は少なくなっていると思います。気軽に相談もできますから。経験者である先輩からの「大丈夫」という一言は、重みが違います。また、マネージャークラスのポジションにも女性がいるのですが、男女の視点の違いを感じますね。男性では気づかない細かい指摘をしてくれます。今日も朝の会議で、私たちが気づかなかったことを女性マネージャーがズバッと言ってくれました。男性は変に気を遣ったり、上を立てたりするので。もともと、男女だからと言って評価に差をつけていないのですが、鋭い指摘をしてくれるのは、女性社員のほうが多く感じます。
03
女性社員をサポートする上で気をつけていることはありますか?これも女性に限った話ではありませんが、創業時からその人の本質を見て評価するようにしています。その人の長所は何か。好奇心を持って観察しています。加えて、今、何をしたいか、これから何をしたいか、ということを聞きます。本人の意思をできる限り尊重したほうが、圧倒的に効率的ですから。生き生きと仕事をしてくれますし、周りにも良い影響を与え、良い相乗効果が生まれます。また、同じ社員でも調子の波はある。長い人生、山も谷もあるでしょう。社員一人ひとりに寄り添っていくことが必要だと思います。ただ、気をつけなければいけないのが、この一人ひとりに対する柔軟な対応がフェアではないと受け取る社員もいるということ。たとえば、子育てを経験していない社員からすると、子育て中の社員に対して「なぜ彼らばかり優遇されるの?」という声も上がります。そこで社員数が増えた現在は、会社の制度としてきちんと明記するようになってきました。とはいえ、制度が使いづらいものになっては意味がありません。社員の意見を取り入れながら、たとえば有給休暇は1時間から取得できるようにしています。また子育てや介護があると急に休まなければならないこともあります。家族を応援する特別休暇として「ファミリーサポート休暇」を導入しました。すべては、社員とその家族の幸福の最大化を目指すために取り組んでいます。
04
女性社員が多い会社の経営者として、「女性の活躍支援」についてお聞かせください。雇用を確保するためには、女性が活躍しやすい制度が必要不可欠です。つまり、経営者自身の考え方を変える必要があります。ただ、いくら一社が頑張っても、今度はその会社にしわ寄せがきてしまう。だから、日本全体の文化を変えていく必要があるのではないでしょうか。女性が活躍できる働き方の制度だけではなく、家事や子育て、余暇の使い方。一番は、男性の意識かもしれません。そこを高めていくような改革を国でやらなければならないと思います。時間はかかるでしょう。誰もが幸せな働き方を実現するために、少しずつ風穴を開けていくしかありません。もちろん、何十時間残業してでも、仕事を一生懸命したいという人もいます。そういった人たちも満足するような制度でもある必要があります。長い人生設計の中で、幸せな働き方をその時々のステージに合わせてマネジメントしていく。私自身も社員の人生を考えた上で何ができるか。まだわからない部分も多いですが、少しずつ取り組んでいくつもりです。
Career小町 in ダッドウェイ 関 友里さん(2005年入社)以前は、別の会社のコールセンターで働いていました。しかし、3人の子供を授かり、子供を保育園に毎朝送った後で電車に乗って通勤することがしんどくなってきたのです。そこで、電車に乗らずに通勤できる新横浜駅周辺で転職先を探し、当社と出会いました。今でこそ、メンバー11人を抱えるマネージャーとして働いていますが、入社当時はこんなにバリバリ働き続けるなんて思ってもいませんでした。それでも社長や副社長である社長の奥様が、家庭との両立をケアしつつも責任ある仕事をどんどん任せてくれて、私自身もどんどん仕事が面白くなってきたのです。会社自体がものすごい勢いで成長していく様子を見ていたことも、このまま働き続けたいと思った要因の一つかもしれません。4人目の子供を出産した時は迷わず復職。当然、仕事を離れる不安はありましたが、社長も副社長もメンバーも全員、出産を喜び、復職時はあたたかく迎えてくれました。実は、今年私は産業カウンセラーの資格を取得しました。女性社員の多い職場です。今後も私なりの形で少しでも彼女たちの力になることができればと考えています。
ダッドウェイ
横浜市港北区新横浜2-15-12
http://www.dadway.com/
業種:ベビー用品等の企画、開発、輸入、製造、販売
従業員数:302名
女性支援制度:1時間から取得できる有給休暇/ファミリーサポート休暇など
  • 01 株式会社協進印刷 代表取締役 江森 克治さん
  • 02 サンタクシー株式会社 代表取締役 馬場 正治さん
  • 03 日之出産業株式会社 取締役 藤田 香さん
  • 04 株式会社ワーク・イノベーション 代表取締役 菊地 昭博さん
  • 05 明日の株式会社 代表取締役 村尾 周三江さん
  • 06 株式会社ダッドウェイ 代表取締役 白鳥 公彦さん
  • 07 向洋電機土木株式会社 代表取締役社長 倉澤 俊郎さん
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経済局経営・創業支援課 - 2017年3月8日作成 - 2017年3月31日更新
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