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横浜マイスター名鑑

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装う

平成9年度選定 第2期
婦人服裁縫師/中区

本間 初恵 (ほんま はつえ)

 その優れたデザイン力、卓越した手作業の技法と縫製技術は、開港期の伝統を伝える鹿鳴館時代の夜会服「バッスルドレス」等の婦人服に見られ、高い評価を得ています。技能検定向上訓練講習会の講師として、数多くの合格者を誕生させ、後継者を育てています。

浜装 モード洋裁研究所

中区曙町3-42
電話:045-251-2764

【洋裁業の始め】

N.Y.H.Kパンフレットの表紙
N.Y.H.K
パンフレットの表紙

 1863年(文久3年)、横浜居留地97番で、英国人ピアソン夫人が記録上最も早いドレス・メーカーとして洋裁業を開業しています。平成7年、この場所になるべく近い場所が選ばれ「日本洋裁業発祥顕彰碑」が建てられました。(山下町のホテル・サンポート前)

【経歴】

 ドレスにあこがれていた本間さんは、和裁を学んだ後、ロンドンで学んだ師のもとで洋裁の技術を習得後、上京して東京文化服装学院でデザインを学びました。
  昭和34年に現在の場所に自分の洋裁店を開業すると、横浜で一番の高級クラブに勤める女性などから注文が殺到し、大評判となりました。「注文を受けるときは、時間をかけます。とにかく聞き役に徹して、お客様と心が通じ合うまで話します」と言われます。「ハマのメリーさん」もよくウィンドーをのぞいて行ったそうです。
  日本洋裁業発祥顕彰碑を建てようという活動がきっかけで、“バッスルドレス”を再現しました。小さな写真1枚を手がかりに試行錯誤を重ねてできあがった大作です。平成13年から、「自分で作ったものを着る喜びを知ってほしい」と洋裁教室を開いています。「開港150周年を記念して洋裁コンクールを開催したり、クリノリンスタイルのドレスを発表できたら」と本間さんのチャレンジは続きます。

【バッスルスタイル】

バッスルドレス
バッスルドレス

 明治初期に外国人接待所として建てられた「鹿鳴館」(1883年建設)で着ていた夜会服(イブニングドレス)のファッション。スカートのヒップ部分を腰当てやボーンなどで膨らませて丸みを持たせています。このスタイルの直前、開港時の流行は、クリノリンスタイルでした。

【本間さんの服づくり】

ワンピ−ス 背側
ワンピ−ス背側
ボレロ
ボレロ
  • 生地を殺さない(織り手の心を考え、生地の持ち味を生かす)
  • どんな人の体の動きにも対応できる芯づくり
  • 基本を忠実に守るていねいなものづくり
  • 肩、背中の開き止まりの位置等を考慮して、その人にとって一番きれいなシルエットを作る
浜装 入口
浜装 入口
洋裁技能訓練
洋裁技能訓練
愛用のミシン
愛用のミシン
糸ケース
糸ケース
技能教室の様子
技能教室の様子
技能教室の様子(高校)
技能教室の様子(高校)

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経済局雇用労働課(技能職振興等担当) - 2007年3月27日作成 - 2008年4月14日更新 -
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