仕事をお探しの方・就業者の皆様へ
横浜マイスター名鑑
横浜マイスター名鑑


平成9年度選定 第2期
板金技能士/旭区
玉田 正 (たまだ ただし)
一般の板金工事はもとより、神社仏閣・寺院などの特殊建造物の工事にも、卓越した技能を発揮しています。三溪園内、展示館屋根工事は、その素晴らしい力量が示されている数多くの板金技能工事の一つです。また、板金技能検定を歴任し技能振興に寄与しました。なお、板金組合訓練校副校長及び講師として後進の指導育成に貢献し、数多くの後継者を輩出しています。
【経歴】
出身は横浜。中学卒業後、自動車会社の学校に入りましたが、戦争時のどさくさで、退職金代わりに大量のカラス貝を渡されて解雇されました。そこで、手に職をつけようと岡野町の師匠のもとに弟子入りし、昭和29年に25歳で独立しました。 独立後も常に仕事があるわけではなく、鍛冶屋をしたり、建築現場へ行ったりしましたが、色々な仕事ができて楽しかったそうです。このように 様々な経験を積んだおかげで、東海大学のキャンパスや、相模原の米軍キャンプのような大きな現場でも驚くことなく、やりがいのあった仕事の一つでした。
【銅版鏨(たがね)打出し工法】
平成9年にマイスターに選ばれましたが、「建築板金」という職種のため、道具を見せるしかありませんでした。その後、自分が今まで培った技術を生かした「銅版鏨(たがね)打出し工法」で銅版画を彫ることを思いつき、展示会へ出品することができるようになりました。硫黄で発色することで、光の位置により色が変わるようにするだけでなく、持ち前の遊び心で、油絵の具を何回も塗り重ねて銅版画に着色してあります。






