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横浜マイスター名鑑
横浜マイスター名鑑


平成8年度選定 第1期
洋家具職(横浜家具)/中区
上田 訓司 (うえだ くんじ) ※現在、活動休止中です。
開港後、横浜に居住する外国人の求めに応じて、日本の工具で製作の始まった「横浜家具」。上田さんは、戦後からずっと元町の(株)睦商会でデザイナーの意図を完璧に実現した家具製作を行うなど、「横浜家具」の伝統を見事に引き継いでいます。
【横浜家具とは】
注文主である開港場居留地の外国人が自国から持ち込んだ家具の修理から、横浜家具の歴史は始まりました。持ち味は、和風様式を混在させない純西欧風の家具を作り続けているところにあります。
【こだわり】
無垢のナラ材にこだわり作る横浜家具は、傷や汚れが付いても、簡単に削り直しや修理ができて、何百年も使い続けることができるといわれています。
また、横浜家具の特徴として、材料の木取りから仕上げまで一人の職人が行います。「手が変われば全体の調子が変わってしまうからで、1人1人が責任を持って製作するやり方は家具作りをする上でとても大事なこと」と上田さんはそのスタイルを守りながら家具作りを行ってきました。
【携わってきた作品等について】
現在、会社を退職し、家具製作は行っていませんが、上田さんの手がけた洋家具や伝統的な横浜家具は山手の西洋館で展示されています。
また、上田さんとともに元町の(株)睦商会で家具作りをしていた職人は、現在でも横浜家具の伝統を守りながら無垢材にこだわって家具作りをしています。
(蓮華草元町工房)



