記者発表
中小製造業技術実態調査 結果報告
| 記者発表資料 平成23年4月28日 経済観光局ものづくり支援課長 今宮 佳浩 電話671-3839 |
市内企業の優れた技術力を再発見!
~中小製造業技術実態調査 結果報告~
本調査について
横浜市では、市内経済の今後の成長に向けた支援策の企画・検討につなげるため、平成22年度に市内の中小製造業全事業所を対象に、中小製造業の経営実態を把握する調査(一次調査)を実施しました。さらに、企業の強みとなる技術や優れた技術力のある事業所の特性を分析する調査(二次調査)を、初めて実施しました。
なお、二次調査の実施にあたっては、専門調査員とともに横浜市職員が同行し、事業所のヒアリングを行い、合わせて支援施策の情報提供を行いました。
この調査結果がまとまりましたので、報告します。
なお、二次調査の実施にあたっては、専門調査員とともに横浜市職員が同行し、事業所のヒアリングを行い、合わせて支援施策の情報提供を行いました。
この調査結果がまとまりましたので、報告します。
調査結果の概要
1 市内中小製造業の特性
- 全体の過半数が従業員10人未満の小規模な会社であり、「港北区」「都筑区」等、市内北部地域に多く所在する
- 業種は「金属製品」「その他の製造業」「電機・精密」が多い。
- 今後の事業活動について、7割の事業所が「継続したい」と考えている。
- 今後、力を入れていきたい成長分野として、「環境分野」への関心が高い。
2 全事業所と優れた技術力のある事業所の特性(比較)
<ものづくりの工程>
- 全事業所では「製造」工程のみが多いが、優れた技術力のある事業所は「設計」「販売」「開発」などのものづくりの多様な工程を備えている。
- 全事業所では「短納期」が最も多いが、優れた技術力のある事業所は「技術開発力」となっている。
- 全事業所では「品質が優れている」だが、優れた技術力のある事業所は「他社にない製品・特殊技術」である。
- 優れた技術力のある事業所の8割以上が研究開発に取組んでおり、自主開発型の研究開発が6割を超える。
- 全事業所では「国内での受注の拡大」「人材育成」が多く、優れた技術力のある事業所は、左記の項目に加え「新製品の開発」に対する課題を挙げている。
- 全事業所では多い順に「営業力」「品質管理」「生産効率」となっているが、優れた技術力のある事業所は「営業力」「技術開発力」「製品企画力」の順となっている。
- 全事業所では「運転資金への融資」「設備投資に関する支援」「販路開拓に関する支援」等の要望が多いが、優れた技術力のある事業所は、上記項目に加え「研究開発に係る資金支援」への要望が多い。
3 優れた技術力のある企業(例)
- 日本で1社しかない、レアメタルの純度を99.9999%まで高められる技術を持つ企業
- 世界で2社しかない、紙繊維の方向を測定する装置の開発・製造をしている企業
- 大学との産学協同研究を展開し、世界最先端のコーティング技術を有する光学製造企業
- セラミック等の難削材や、超伝導体、重金属などの特殊加工に特化している企業
- 大手自動車メーカーの高級車種等に使用される、競合メーカーのない特殊塗料を生産している企業
実施状況
1 一次調査
| 方 法 | 調査票を郵送し、調査員が事業所を訪問し、調査票を回収 |
| 期 間 | 平成22年9月14日から平成23年1月31日まで |
| 対象数 | 7,284事業所 |
| 回答数 | 2,930事業所(実質回収率56.8%) |
2 二次調査
| 方 法 | 一次調査の回答結果をもとに、技術に関連する質問への回答の評価を行い、「優れた技術を有する企業」を抽出。 専門調査員及び本市経済観光局職員が企業を訪問し、ヒアリング |
| 期 間 | 平成22年9月14日から平成23年1月31日まで |
| 選定数 | 659事業所 |
| 実施数 | 427事業所(実施数64.8%) |
関連資料
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