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横浜市環境科学研究所

化学物質

目次

1 アスベスト

 アスベストは天然に産する繊維状けい酸塩鉱物の総称です。耐熱性、耐薬品性、抗張力、耐摩耗性、絶縁性等の諸特性に優れているため、 建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等3,000種を超える利用形態があるといわれています。しかし、発がん性等の問題により、現在、国内では製造されていません。
 横浜市では、市域における大気環境中のアスベスト濃度の実態を把握するため、平成18年度からアスベスト濃度調査を実施しています。
 平成27年度は、各地点の濃度の範囲は0.04未満〜0.36本/リットルでした。 大気環境中のアスベストには国が定める環境基準はありませんが、WHOの環境保健クライテリアによると、世界の都市部の一般環境中のアスベスト濃度は、「1本〜10本/リットル程度であり、この程度であれば健康リスクは検出できないほど低い」と記載されていますので、平成27年度の調査結果についても問題になるレベルではないと考えています。

2 酸性雨

 酸性雨とは工場や自動車等から排出された硫黄酸化物、窒素酸化物等が、大気中で水分と反応して硫酸や硝酸となり、これが雨に溶けて酸性となった雨のことです。 一般に「pH5.6以下の雨」をさし、この数値が小さいほど酸性が強いことを示します。 現在、研究所では降雨毎にpHと電気伝導度(EC,μS/cm)の測定をしています。
 横浜市では、2000年9月頃を境に、降水のpHが急激な低下がみられました。これは、同年発生した三宅島火山の噴火の影響により、噴煙中の酸性ガス成分が降水中に取り込まれたものと考えられます。また、その後も酸性度の強い雨が断続的にみられていますが、pHについては、徐々に回復する傾向にあります。

3 有害大気汚染物質

 大気中には多様な化学物質が存在しており、中には低濃度ではあるが長期暴露による健康被害が懸念される有害な物質も含まれています。
 研究所では毎月1回、市内5か所で環境中の有害大気汚染物質の調査を行っています。
 2007年度以降、環境基準が設定されている4物質(ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン)については、すべて環境基準に適合しています。
 また、指針値が設定されている8物質(アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、水銀及びその化合物、ニッケル化合物、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、1,3-ブタジエン、ヒ素及びその化合物)については、すべて指針値を下回っています。

4 化学物質環境実態調査(化学物質エコ調査)

 化学物質環境実態調査(化学物質エコ調査)は環境中に排出された化学物質が、どのくらい残留しているかを調べる調査で、環境省が、1974年から毎年行っています。研究所では、この全国調査に協力し、水質、底質、生物、大気中の化学物質の調査研究を行っています。

5 ダイオキシン

 ダイオキシン類は塩素(Cl)を含む有機化合物の一種で、塩素を含む物質を燃やしたときや、化学物質を製造する過程で副産物または不純物などとして、非意図的に生成される物質です。微量でも人に対する毒性は高いことから、環境基準が定められ、排出削減対策が実施されています。
 市内大気環境中や河川中濃度は、現在では低下しており、環境基準を満たしています。

6 放射性物質

 ゲルマニウム半導体検出器により、下水汚泥焼却灰等の放射性物質の検査を行っています。

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横浜市環境創造局政策調整部環境科学研究所 - 2008年4月1日 作成 - 2016年2月4日 更新
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