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用語解説 : 微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準
1 環境基準
 微小粒子状物質には、年平均値及び日平均値のそれぞれについて、環境省告示により次に示す環境基準が設定されています。
 そして、環境基準に適合するためには、この2つの条件を同時に満足する必要があります。

(1) 長期基準 : 年平均値が、15µg/m3 以下であること。
(2) 短期基準 : 日平均値が、35µg/m3 以下であること。

2 環境基準の評価
 環境基準が設定されている大気汚染物質については、ある測定地点における測定結果が環境基準に適合したかどうかを評価(判定)する際は、1年分の測定値を対象として評価します。これを「環境基準の評価」といいます。
 環境基準が設定されている6物質のうちで、「長期的評価」を行う3物質には、測定値の時間スケールの異なる複数の環境基準が設定されていますが、環境基準の評価に用いられる測定値の時間スケールは一つだけです。
 例えば、二酸化硫黄及び浮遊粒子状物質には、日平均値及び1時間値に環境基準が設定されており、一酸化炭素には、日平均値及び8時間平均値に環境基準が設定されていますが、環境基準の評価(長期的評価)に用いられる測定値は、いずれの場合も日平均値だけです。
 一方、微小粒子状物質の場合は、上記の3物質とは異なり、「長期基準」とされている年平均値及び「短期基準」とされている日平均値の2つとも同時に環境基準の評価を満足しないと、環境基準に適合しません。

 具体的には、
(1) 1年分の日平均値から算出された年平均値が、年平均値の環境基準値である 15µg/m3 以下であり、かつ、
(2) 1年分の日平均値から算出された日平均値の98%値が、日平均値の環境基準値である 35µg/m3 以下である
場合に環境基準に適合したと評価されます。

 なお、上記(2)の98%値の評価にあたっては、二酸化窒素の「98%値評価」と同じ手法を用います。

横浜市環境創造局環境保全部環境管理課監視センター - 2012年3月28日作成 - 2015年10月29日更新
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