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用語解説 : 日平均値が 0.04ppm を超えた日が2日以上連続したことの有無

 二酸化硫黄(SO2)の1年間の測定結果が長期的評価による環境基準に適合するための条件の一つです。
 ある地点での二酸化硫黄の測定結果が環境基準に適合しているかどうか判定する場合は、4月から翌年3月までの1年間で得られたすべての日平均値を対象にして、以下に示す「環境基準の評価」を行います。

 二酸化硫黄の1年間の測定結果が環境基準に適合するためには、次の2つの条件を同時に満足することが必要です。

 1年間で得られたすべての日平均値から算出された日平均値の2%除外値が、二酸化硫黄の日平均値の環境基準値である 0.04ppm 以下であること。
 日平均値の環境基準値である 0.04ppm を超えた日が2日以上連続しないこと。

 この2つの条件に基づいて環境基準の適合/不適合を評価するのが長期的評価です。
 したがって、第二の条件によると、日平均値が 0.04ppm を超えた日が2日以上連続した場合は、2%除外値が 0.04ppm 以下であっても(第一の条件を満足していても)、環境基準に不適合と評価されます。

 「2%除外値が環境基準値(0.04ppm)以下であること」 という第一の条件は、「環境基準値を超過した日数が1年間で2%(7日)以内であること」 と言い換えることができます。
 これによると、例えば、環境基準値を超過した日数が1年間で2日の場合は、第一の条件である2%除外値だけでみると適合となりますが、第二の条件である「2日連続超過」の条件を考慮すると、超過した日付が、

(1) 1月1日と1月2日の場合は、2日連続しているので不適合
(2) 1月1日と1月3日の場合は、2日連続していないので適合
と評価されます。
 このように、2日連続超過が発生した場合は、2%除外値の値に関係なく、環境基準に不適合となります。
 なお、この2日連続超過に関する規定は、環境基準の長期的評価を行う他の2つの汚染物質(一酸化炭素浮遊粒子状物質)にも存在します。

有効測定日数が325日以上の場合、その2%は7日になります。
  例えば、有効測定日数が365日の場合、365×0.02=7.3日 → 7日

【注意】
 対象年度の第1日目である4月1日が環境基準値を超過している場合、4月1日が2日連続超過に該当するかどうかを調べるためには、前年度の最終日である3月31日の日平均値が必要になります。
 4月1日の日平均値が環境基準値を超過していて、かつ、前年度の3月31日も環境基準値を超過している場合、対象年度の4月1日は、2日連続超過に該当するので、不適合となります。
 なお、この場合、前年度については、3月31日を2日連続超過として扱いません。
 したがって、厳密に言うと、二酸化硫黄の環境基準の評価においては、対象年度の1年分のみの測定値では、環境基準の適否が判断できない場合があります。

横浜市環境創造局環境保全部環境管理課監視センター - 2001年9月18日作成 - 2015年10月29日更新
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