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横浜企業の環境行動レポート

「読む」「描く」「体験する」で3R!〜横浜市資源リサイクル事業協同組合〜


リサイクルポート山ノ内

エコぽん
 今日は神奈川区にある横浜市資源リサイクル事業協同組合のリサイクルポート山ノ内に見学に来ました!ここでは、みんながリサイクルに出した紙や古布がどうなっていくかがわかるんだって。

1 横浜市資源リサイクル事業協同組合ってどんな組合?
根岸さん
 エコぽん、こんにちは。事務局長の根岸です。今日はよろしくね。

エコぽん
 こんにちは!よろしくお願いします。さっそくだけど、横浜市資源リサイクル事業協同組合はどういう目的で作ったんですか?
  

根岸さん
 リサイクルの会社は多くあるけど、役割分担をして力を合わせて色々な取組をPRした方が効果的だと思って、会社が集まって組合を 作ったんだ。平成4年に設立して、当時は組合数が75社だったんだけど、現在137社にも増えたんだよ。
  
エコぽん
 組合って実際にはどんなことをしているの?
  
根岸さん
  例えば、紙や布の資源回収が毎週同じ曜日だったら便利だよね。でも横浜市内ぜんぶを毎週回収するにはたいへんな手間と時間がかかってしまう。だから、みんなで分担し手分けをしながら、紙や布の資源回収がたくさんの地域でできるように活動しているんだよ。もし、住んでいる地域がまだ毎週回収じゃない人がいたら、私たちのことを教えてあげてね!
  それから、リサイクルについての情報発信として、「月刊リサイクルデザイン」を発行したり、実際に横浜市内の小学校や町内会・自治会などに出向いてリサイクルのお話しをする「出前講座」をしているよ。
  他にも、ここ「リサイクルポート山ノ内」では、実際にリサイクルされている現場の見学もできるんだ。エコぽんも行ってみる?  
エコぽん
 やった〜。もちろん行くよ!

2 リサイクルポート山ノ内 現場見学
須藤さん
 エコぽんこんにちは。今日、現場見学の案内をする須藤です。
 見てのとおり、ここでは、横浜市で回収された紙や古布のような資源が集まってくるんだ。
 ほら、今資源を回収したトラックがきたよ!
 
 

 トラックごとはかりに載せて、回収された紙や古布の重さを測ってるんだ。
 【紙や古布を載せたトラックの重さ】−【空のトラックの重さ】=【回収した紙や古布の重さ】だね。

  じゃあ、さっそく回収されたものを見てもらいましょう。まずは古布だよ。
 
 

 古布はこの包みに入れられた状態で運ばれてくるんだ。これ1つで100キロの重さがあるんだよ。
 古布は夏服・冬服、半袖・長袖、大人用・子供用など細かく分類されて、なんと130種類にも分けられているんだ。しかもその作業は、手作業で行っているんだよ!  
エコぽん
 130種類!?僕目が回っちゃうよ〜。
  
須藤さん
 なぜかというと、東南アジアに輸出されて、そこに住む人たちにまた着てもらうからなんだ。
 だから、エコぽんも古布を出す時は、そういうことも考えて、ちゃんと洗濯してきれいにしてリサイクルに出してね。
 あとは、雨に濡れてしまうと、運んでいる間にかびてしまうから、晴れた日に回収に出してもらうのも大切かな。
 
エコぽん
 はーい。次に着る人のことを考えて、回収に出さないといけないね!
  
須藤さん
 じゃあ次は古紙の回収にいこうか。
 
 

  古紙は『新聞』『雑誌・その他の紙』『段ボール』『牛乳パック』の4種類に分けられて、1m×1m×1.8mのかたまりにします。重さはなんと1トンもあるんだよ!
 分けられた古紙は、例えば『新聞』は「新聞紙を作る製紙工場」、『段ボール』は「段ボールを作る製紙工場」と、それぞれ別々の工場に送られて、材料として使われるんだ。
 最近では外国に輸出されることもあって、行き先は主に中国だね。

  ちなみに、古紙を扱う古紙問屋っていうのが、市内には30か所あるんだけど、ここがその1か所なんだ。いかに横浜が大都市かわかるよね。
 それじゃあ、見学はこれで終わり。次は資源のリサイクルについて、勉強してもらおうかな。
 
エコぽん
 はーい。頑張るぞ。  

3 事務所内で3Rのおはなし
戸川さん
 こんにちは、エコぽん。ここからは、企画室室長の戸川がリサイクルについて説明します。

エコぽん
よろしくお願いします!

戸川さん
  はじめに3Rという言葉しってるかな?
  1リデュース2リユース3リサイクル の3つが3Rです。
  1リデュースはごみの「発生を抑制する」こと、2リユースは「再使用」、3リサイクルっていうのは材料に戻す、つまり「再資源化」っていう意味なんだ。
  じゃあエコぽんに問題です。この3つの中で一番環境にやさしいものは何でしょうか?

エコぽん
 う〜ん。みんなが良くリサイクルって言ってるから、リサイクルかな!

戸川さん
 残念!正解はリデュース、つまり「ごみの発生を抑制する」ことでした。そもそも、「ごみが出ない」のが一番いいことなんだから、まずはごみになってしまう物をできるかぎり買わないのが一番だよね。例えば「ごみの発生を抑制する」方法として、「買い物をする時に、余計なものを買わずに必要なものを必要な分だけ買うとかね」。

 次に環境にやさしいのはリユース、つまり再使用。そして最後がリサイクル、つまり再資源化だね。再資源化することは多少なりともエネルギーを使います。できれば原料に戻すことなくそのまま使えたほうがいいんだ。それでも出てしまった"いらなくなった"ものの中から原料・材料として使えるものを再資源化して使っていこう、というのがリサイクルだね。分かったかな?
 





エコぽん
 はーい!ごみを出さないようにするのが一番!買い物をする時には気を付けるよ。
 ところで戸川さん、質問なんだけど、何で横浜市資源リサイクル事業協同組合は施設見学会のような社会貢献活動をやってるんですか?
  
戸川さん
 リサイクル会社は、みんなが"いらなくなった"と思うモノの中から"資源"を回収して、企業に提供するのが仕事なんだ。回収した資源が新しい原料・材料になることは、今日聞いたよね。例えば新聞は新聞・印刷物の原料、段ボールは段ボールの原料、雑誌やその他の紙はお菓子の箱や雑誌の原料、紙パックはトイレットペーパー・ティッシュの原料と、リサイクルされて生まれ変わるものが決まっているんだ。つまり、正しく分別しないとリサイクルできなくなっちゃうんだよ。だから、こうした施設見学会など色んな取組を通して、みなさんに正しいリサイクルの"お願い"をしているんだよ。
 私たち、横浜市資源リサイクル事業協同組合は施設見学会の他にも、3つの視点で3R(リデュース、リユース、リサイクル)の普及活動を行っています。
 まず一つ目は『読む』。リサイクルのしくみや環境についての情報を知ってもらう「月刊リサイクルデザイン」というフリーペーパーを毎月約8万9千部も発行・配布しています。
 二つ目は『描く』。夏休みに、横浜市内の小学生が環境問題に対して考えていることを自由に表現してもらう「環境絵日記」コンクールを開催しています。最近は10000点くらいの絵日記が届くんだよ。
 それから三つ目は『体験する』。3R普及講座として資源とごみの分別体験や資源が材料になるまでの流れを地域で説明する「出前講座」で、みなさんに色々な視点で3Rを理解してもらってるんだ。
  
エコぽん
 本当にいろんな取組をしてるんだね!それが評価されて、「グリーン購入大賞」(*)を受賞することができたんですね。
 僕も、リサイクルデザインを読んで、もっともっと勉強するよ!
 今日はいろいろと教えていただいて、本当にありがとうございました!!
  
戸川さん
お疲れ様でした。ぜひまた見学に来てね〜!
 
*「グリーン購入大賞
 環境に配慮した製品やサービスを優先的に購入する「グリーン購入」の普及拡大に取組む団体を表彰することにより、一層の取組みを奨励するとともに、活動事例の紹介を通じてグリーン購入を普及することを目的とした表彰制度です。【グリーン購入ネットワークについてはこちら】 



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横浜市環境創造局政策調整部 政策課 - 2009年11月16日 作成 - 2011年10月12日 更新
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