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横浜市マルチエネルギー創造研究会


 横浜市では、下水処理の過程で発生する下水バイオガス(下水汚泥消化ガス)から、水素・電気・熱・メタンという複数のエネルギーを創り出すシステムの実現に向けて、先端技術を持つ民間企業(東京ガス株式会社、三菱日立パワーシステムズ株式会社)と「横浜市マルチエネルギー創造研究会」を発足し、技術面の研究などを行いました。
 このシステムは、本市の目指す、再生可能エネルギーの活用、水素社会・低炭素社会の実現、エネルギーの地産地消に寄与するとともに、現在、発電や焼却炉の燃料として利用されている下水バイオガスの有効利用用途の拡大にも資するものです。
 

◆研究成果

 ・ 研究成果の概要はこちら(PDF・422KB)
 

◆システム構成

 システム構成図

 

◆特徴

 ・ 再生可能エネルギーである下水バイオガスから複数のエネルギーを同時に創り出すことができます。
 ・ 燃料電池の発電量を調整することで水素の創出量を増減させることが可能であり、昼夜の電力需要の変化や将来的な水素需要の変化などに対して柔軟に対応できます。
 

◆研究内容

 1 技術面
 ・ マルチエネルギー創出に必要な分離膜、燃料電池を始めとするシステムの概略設計
 ・ 本システムに投入する下水バイオガス量と本システムから創出される水素・電気・熱のエネルギー量の算出
 2 経済性、環境性
 ・ 本システムの概算費用、温室効果ガス排出量の算出
 ・ 他の発電・水素製造技術との概算費用、温室効果ガス排出量の比較

 

◆関連文献

 ・ 記者発表資料(平成27年1月23日)(PDF・422KB)
 ・ 下水汚泥消化ガスを活用したマルチエネルギー創造に向けた構想について[下水道研究発表会講演集(平成27年第52回 p.317)]
 ・ 下水バイオガス活用の多様化に向けた新精製手法(高分子膜によるメタン濃縮)の実用化[水環境学会誌(2015年8月号 p.292)]
 ・ 膜分離方式による下水バイオガス精製技術と新たな活用方法に向けた研究[環境浄化技術(2016年5・6月号 p.49)]
 ・ 横浜市マルチエネルギー創造研究会における消化ガスからの水素創出の検討[下水道研究発表会講演集(平成29年第54回 p.501)]

横浜市環境創造局下水道計画調整部下水道事業マネジメント課 - 2017年08月29日 作成 - 2017年8月29日 更新
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