横浜市環境創造局中部水再生センターでは、下水道の役割を通して水環境を守ることの大切さを市民の皆様に知っていただくために、平成4年から処理水を利用したセンター内のせせらぎに淡水魚であるアユを放流しています。6月の環境月間には例年、区内の児童や市民の方をお招きし見学会と併せ「あゆの放流式」を行います。

小学生による「あゆの放流式」の様子
「あゆのせせらぎ」の中で元気いっぱいに餌に群がり泳ぎ回るアユの様子(放流一ヵ月後)
中部水再生センターには本市で唯一のNaS電池が設置されています。
このNaS電池は簡単に言えば、大きな充電式電池であり、次のような役割を果たしています。
1 発電設備と同様の停電時での使用
2 単価の安い夜間電力で充電し昼間使用する事ができる
3 環境保全(CO2排出の削減、騒音対策)
本来の機能である電力貯蔵だけでなく環境保全の観点からも重要な設備となっています。
中部水再生センターの愛称は「下水道・アユ・横浜初めて物語」となっています。
この愛称の由来は、中部水再生センタートップページの概要にもありますように
中部水再生センター(旧中部下水処理場)が
1 昭和37年4月に本市最初の下水処理場として運転を開始したこと(「下水道」と「横浜初めて物語」の部分)、
2 アユの放流などを行なっていて、アユがいる水再生センターであること(「アユ」の部分)から
この愛称が誕生しました。
施設・設備概要
| 名 前 | 構 造 | |
| 最初沈殿池 | A系6池(巾9m×長33m×深2.7m 滞留時間2.5時間) | |
| B系4池(巾11.2m×長32.1m×深3m 滞留時間2.1時間) | ||
| 反応タンク | A系4池(巾6.5m×長40m×深4.5m 2水路 滞留時間4.6時間) | |
| B系4池(巾5.6m×長43.4m×深5m 2水路 滞留時間4.5時間) | ||
| 最終沈殿池 | A系4池(巾13.8m×長34m×深3.5m 滞留時間3.4時間) | |
| B系4池(巾11.2m×長36.3m×深3m 滞留時間2.1時間) | ||
| 雨水滞水池 | 第一雨水滞水池 (滞水量9,000m3) |
A系4池(巾8.5m×長25.7m×深10.4m) |
| 第二雨水滞水池 (滞水量30,000m3) |
2池(巾12.5m×長47m×深21.6m) | |
| 1池(巾16.9m×長34.1m×深21.6m) | ||
| 沈砂池 | 第一沈砂池 | 雨水路3池(巾4m×長18m×深2.5m 滞留時間47秒) |
| 第二沈砂池 | 泥水路2池(巾1m×長10m×深0.63m 滞留時間34秒) | |
| 雨水路2池(巾2.6m×長10m×深1.21m 滞留時間29秒) | ||
| 第三沈砂池 | 泥水路2池(巾2m×長16m×深9.2m 滞留時間53秒) | |
| 雨水路3池(巾5.5m×長16m×深7.9m 滞留時間23秒) | ||
| 主ポンプ | 汚水ポンプ | 第二ポンプ施設 立軸渦巻斜流ポンプ 計2台 |
| 第三ポンプ施設 立軸渦巻斜流ポンプ 計4台 | ||
| 雨水ポンプ | 第一ポンプ施設 立軸斜流ポンプ 計5台 | |
| 第二ポンプ施設 立軸斜流ポンプ 計2台 | ||
| 第三ポンプ施設 立軸渦巻斜流ポンプ 計4台 | ||
| 消毒設備 | A系1池(巾3.5m×長35m×深3.2m 混和時間36分) | |
| B系1池(巾2.2m×長20m×深3m 混和時間15分) | ||
| 送風機 | A系 120m3/分×60.8kPa・G×170kW×3台 | |
| B系 90m3/分×58.5kPa・G×120kW×3台 | ||
| 発電設備 | 第一・二ポンプ施設用 3.3kV×2,200kVA×2台 | |
| 第三ポンプ施設用 3.3kV×5,750kVA×2台 | ||
平成22年度流入及び処理水質(年間平均値)
| 項 目 | 流 入 水 | 処 理 水 |
| B O D | 160 | 3.2(*) |
| C O D | 95 | 8.2 |
| S S | 150 | 2 |
| 全窒素 | 23 | 7.3 |
| 全りん | 3.0 | 0.51 |
BOD、CODは水の汚れを表す指標で、SSは浮遊物質です。なお、処理水BOD値(*)はATU−BOD法による測定値です。