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リンスの生分解性は悪いのですか?

Q

リンスに含まれる界面活性剤は、生分解性が悪いと聞きました。本当でしょうか?

A

リンスには、家庭用洗剤として使用されることの多い陰イオン系や非イオン系とは違う種類である陽イオン界面活性剤が主に使用されています。一般的に、陽イオン界面活性剤は毛髪に吸着されやすく、毛髪をしなやかに柔らかくし帯電を防止する働きがあります。また、同様の理由で衣料用の柔軟仕上げ剤などにも幅広く使用されています。これらの代表的な物質としては、第四級アンモニウム塩であるアルキルトリメチルアンモニウム塩やジアルキルジメチルアンモニウム塩などが知られています。

生分解性としては、その化学的構造から比較的分解が遅い物質と考えられますが、水に溶けにくい性質があることや他の物質に吸着しやすいなどの特徴があるため、下水処理の過程で大部分が除去され、河川水中での濃度も非常に低いと報告されています。

しかし、陽イオン界面活性剤には殺菌性があるため、分解をする微生物にもこれらの物質に対して馴致(化学物質に対して微生物が馴れることで摂取や分解が可能になること)が必要であることから、多量に使用することは環境に影響を与える懸念があると考えられます。また、下水処理工程での挙動についても調査事例が少なく、その解明は今後の研究課題であると考えています。

横浜市環境創造局下水道施設部下水道水質課 - 2005年4月1日 作成 - 2013年3月1日 更新
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