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マレーバク ・ ベアードバクの紹介

  世界には ブラジルバク ・ マレーバク ・ ベアードバク ・ ヤマバク の4種類のバクがいます。ブラジルバク ・ ヤマバクを除いた2種類のバクを繁殖センターでは飼育しています。

マレーバク  Malayan Tapir

<学名> Tapirus indicus

マレーバク  マレーバクは体長 2.2 〜 2.5m、体重 250〜350kgで、バクの仲間では最も大きく、分布域はミャンマー南部、タイ南西部、マレー半島およびスマトラ島で、現存するバク4種のうち唯一アジアに生息しているバクです。体の色が黒と白のツートンカラーになっていることも、他の4種と大きく異なる特徴です。
  密林、藪地、水辺の草地に単独で暮らし、木の葉や草、果実などを餌としています。外敵に追われると、深い茂みや水の中に逃げ込みます。妊娠期間は390〜407日で、野生下では 4月 〜 5月に 子を産み、子は少なくとも 6 〜 8ヶ月間母親の元で暮らすといわれています。
  現地ではマレーバクを信仰の対象などとし、狩猟の対象としなかったため、1930年代まではかなりの数が生息していましたが、近年は生息地である森林が伐採されて急速に減少しました。現在、野生での生息数は 900頭から 3,000頭と推定されています。

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ベアードバク  Baird`s Tapir

<学名> Tapirus bairdi

ベアードバク  チュウベイバク(中米バク)とも呼ばれるように、メキシコ南部からエクアドルにかけて生息する希少なバクです。全身を濃い褐色の体毛に覆われますが、頬(ほほ)から喉(のど)にかけては黄色みを帯びた灰色となっています。
  アメリカに棲むバクの中では最も大きく、体長 198 〜 202cm、体高 120cm、体重 240 〜 300kgです。主に湿潤なジャングルや川沿いに生息するほか、より乾燥した森林地帯でも生活しています。草や木の葉、落ちた果物を採食し、妊娠期間 390 〜 400日を経た後、1子を産み、子は約1年で離乳します。
  人間による生息地の破壊と分断、そして狩猟圧によりその数を減らしてます。飼育下でも頭数は少なく、日本では当センターのほか、横浜市立金沢動物園でしか飼われていません。
  ベアードバクの名前は、1843年にメキシコへ遠征したアメリカの博物学者 W. M. ベアード から付けられました。

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横浜市環境創造局公園緑地部 動物園課 繁殖センター - 2009年4月1日 作成 - 2016年07月01日 更新
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