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動物園の歴史と役割

 


新緑のころの野毛山動物園
 野生動物の飼育は、古代エジプト王朝時代(B.C.3000年頃)に遡り、中国では周の文王の時代(B.C.1500年頃) に「知識の園」と称して動物を飼育した記録が残されています。
 古代から近代における動物のコレクションの特徴は、王侯貴族を代表とする特権階級の富と権力の誇示や趣味として発展してきました。
 動物学的研究を目的とした現代的な意味での動物園については、1828年にできたイギリスのロンドン動物園がはじめてと されています。このロンドン動物園の設立を契機として、ヨーロッパ各都市やアメリカにも次々と動物園が設立されていきました。
 日本では、1882年(明治15年)にそれまで東京内山下町にあった山下博物館が、上野の地に移転し、それと併せて附属動物園として開園したのが上野動物園で、これが日本の動物園の始まりです。


 現代における動物園の社会的な役割は、
(1)自然保護の場
……希少な野生動物の保護と繁殖を行う
(2)調査研究の場
……動物の生態や繁殖、動物園の諸活動に関する調査・研究を行う
(3)社会教育の場
……動物や自然環境について、関心を持つきっかけを社会に提供する
(4)レクリエーションの場
……余暇をリラックスして楽しく過ごしていただく場を提供する
の4つが主要な柱とされています。
 このことは、世界的な潮流でもあり、横浜市の各動物園においても、この「4つの役割」を軸として、事業を展開しています。
 「調査研究」と「レクリエーション」は、「種の保存」と「環境教育」を両側から支え、推進する牽引力となり、4つの役割がバランス良く発揮されることによって、「種の保存」と「環境教育」という新しい動物園の活動目的を達成していきます。

≫横浜市立動物園の沿革
≫動物園年報
横浜市環境創造局公園緑地部動物園課 - 2005年4月1日 作成 - 2013年8月28日 更新
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