広報よこはま 金沢区版 令和6年3月号 NO.317 特集1 「誰もが安心して健やかに住み続けられる支えあいのまちづくり」を目指して 中学生が地域を考える!!  地域を支えてくれている方たちと授業で関わることで、今までの自分が地域の方から 「ささえてもらっていたこと」や、中学生でも地域の方を「ささえられること」に気づいて欲しいというねらいがありました。 地域の人と協働した授業づくりを行っている、富岡中学校の家庭科授業の様子を紹介! 先生に授業づくりにかける思いを聞いたよ! 1.民生委員さんと一緒に♪「自分とは異なる立場の人の困り事(地域の困り事)」を考える 2.地域の中で「中学生にもできること」のヒントをもらう 3.自分の地域の“ささえあいプラン”(地域福祉保健計画)を考える 〈みんなの感想を紹介♪〉 ・自分の知らない所で、地域のことを考えて実行してくれる人がいることを知り、自分も何か活動したいと思った。 ・ゴミ拾いなど、地域に役立つことを積極的にやってみる! ・「地域の輪」(日頃のコミュニケーション)が災害時にも必要になると思った。 ・住んでいる人全員が地域を知り、考え、行動に移すことが、地域をより良くする。 ・“あいさつ”することから始めてみようかな。 ・人によって困る所は違うから、多くの視点で物事を考えようと思った。 〈この授業づくりに参加し、感じたことを教えてください。〉 ・中学生のうちから地域を知ってもらう事で、地域課題について考えてもらう事ができ、地域で活動している人ともっと一緒に取り組むことが出来る気がしました。 (富岡地域ケアプラザ地域活動交流コーディネーター 山田(やまだ)さん) ・日常の中で高齢者と接する機会の少ない中学生に向けて、歳をとると現れる変化について具体的に話をしました。私の話を聞く時の彼らの真っすぐな視線が印象的でした。 (民生委員 浅野(あさの)さん) ・あいさつで心ポカポカ運動 ・ゲームで街を活性化 など、おもしろいアイデアもたくさん! みんなの作った“ささえあいプラン”は今後、富岡地域ケアプラザと能見台地域ケアプラザに掲示される予定です。 ※この授業では「金沢ささえあいプラン」ワークシートが使われました ワークシートは、区内の他の中学校でも、地域を考えるツールとして家庭科や総合学習などで使われ始めています ホームページ:「第4期 金沢ささえあいプラン」で検索 この特集に関する問合せ 事業企画担当(4階409) 電話:788-7824 ファクス:784-4600