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横浜市 > 神奈川区トップ > 区政情報 > 区長メッセージ > 区長瓦版 平成30年2月  (区長からのメッセージ)

区長瓦板(平成30年2月)

「みんながつながるまちのつどい(第33回神奈川区社会福祉大会)」を開催しました

 

 

 2月6日(火)、かなっくホールにおいて「みんながつながるまちのつどい(第33回神奈川区社会福祉大会)」を開催しました。本会は、地域福祉の向上と発展に寄与された功労者、団体に感謝の意を示すとともに、「かながわ支え愛プラン」(第3期神奈川区地域福祉保健計画)の取組について、地域の皆様とともに考えるものです。
 第1部では、社会福祉活動功労者への感謝状贈呈式が行われました。高齢者世帯や一人世帯への支援活動、子育て支援や地域の支え合い活動などにより地域福祉の増進にご功労があった5人1団体の皆様、ボランティアセンター相談員などボランティア活動により地域福祉の増進にご功労があった7人1団体の皆様、長年にわたる民生委員・児童委員活動やシニアクラブでの活動により地域福祉の増進にご功労があった6人7団体の皆様、善意銀行に対して多額の寄付をいただいた5団体の皆様が表彰の栄に浴されました。長年の活動のご功績に敬意を表するとともに、今日までのご労苦に心から感謝を申し上げます。
 

第2部の菅田ハイツや六角橋商店街の取組の発表の様子

【第1部 社会福祉活動功労者感謝状贈呈式】

 

 第2部では、第3期神奈川区地域福祉保健計画「かながわ支え愛プラン」の取組が報告されました。神奈川区福祉保健センター長の深川敦子から「かながわ支え愛プラン」の進捗状況の報告後、現在、策定中である地域包括ケアシステムの神奈川区行動指針の概要と「かながわ支え愛プラン」との関係性について区役所の担当係長から説明をさせていただきました。
 地区の先進的な取組として、菅田ハイツ自治会の田中勇次会長、細井さゆり民生委員・児童委員、菅田ケアプラザの中山亨生活支援コーディネーターから「高齢者向け移動販売による買い物支援の取組」、六角橋商店街連合会の石原孝一会長から「神奈川区認知症高齢者みまもり協力店の取組」について発表していただきました。

第2部菅田ハイツや六角橋商店街の取組の発表の様子

【第2部 菅田ハイツや六角橋商店街の取組の発表の様子】

 

 菅田ハイツの取組は、高齢化などの課題に対して住民支え合いマップづくりを始められたことがきっかけとなりました。マップづくりを契機に菅田ハイツ地区の懇談会が開催され、高齢者・障がい者への見守り強化と買い物支援の課題が共有化されました。そのなかで、「移動販売をすることで見守り活動につながるのではないか」との声があり、推進メンバーで準備が進められ、昨年3回テスト販売を実施されました。さといもや大根など6種類の野菜を菅田ハイツ集会場の前で販売したところ、わずか15分で完売したそうです。テスト販売では、「買い物支援をすることで、見守り・声掛けの機会が増えて、地域福祉の基本である向こう3軒両隣の顔の見える関係づくりが進んだ」、「住民の方がボランティアとして参加し地域の担い手が増えた」など大きな手ごたえを得たそうです。今後、惣菜など野菜以外の移動販売の検討やボランティアを増やすなどして、月2回程度実施していきたいとのことでした。

菅田ハイツの買い物支援の様子 六角橋商店街の認知症サポーター養成講座の様子

【菅田ハイツの買い物支援の様子】

【六角橋商店街の認知症サポーター養成講座の様子】



 六角橋商店街では、六角橋自治連合会や神奈川大学、地域ケアプラザとともに認知症啓発の活動として2016年に「オレンジプロジェクト」をスタートさせました。それを契機として「商店主が認知症の人を見守るサポーター」になって欲しいという声があがり、認知症サポーター養成講座を積極的に受ける働きをするとともに認知症高齢者みまもり協力店の認定制度の創設を区役所に提案されました。取組がスタートして、認知症サポーター養成講座の受講を呼びかけたところ、55店舗の皆様が受講され見守り協力店の認定を受けられました。その結果、六角橋商店街が「見守り商店街」の第1号として認定されました。取組を始めて、「認知症と思われる方への対応がしやすくなった」、「認定された店舗は意識が高まった」、「困った時の相談先がわかった」、「商店主が認知症のイベントに積極的に参加するようになった」など大きな変化が表れたそうです。石原会長は「認知症の取組をきっかけにしてお互いの違いを受け入れる地域づくりにつなげ、区全体を見守りタウンにしていきたい」と意気込みを語られました。

 地域の皆様と作成させていただきました第3期神奈川区地域福祉保健計画「かながわ支え愛プラン」は、今年で3年目を迎えます。各地区において地区別計画推進会議を実施していただいた結果、自治会町内会、各地区の社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、シニアクラブ、商店街など多くの団体や地域の皆様の主体的な取組によって、高齢者サロン、こども食堂、ミニボランティアセンターなど地域での見守り・支え合いの機運が着実に高まっていると思います。
 また、地域活動のすそ野を広げ、多くの方に担い手になっていただき、活動に参加してもらうための「地域人材マッチング事業」も現在、3地区で取り組んでいただいております。
 長寿社会のなかで、誰もが住み慣れた地域で、安心して、心豊かに、生き生きと暮らせるまちづくりを進めていくために地域の皆様とともに「かながわ支え愛プラン」を進めてまいりますので、どうぞ皆様のお力添えをいただきますようお願いいたします。

 

平成30年2月
神奈川区長 二宮 智美