重点1 安全・安心の地域づくり
東日本大震災を受けて、まず喫緊の課題として、津波避難や帰宅困難者対策、備蓄品等の課題を検証・整理し、区の防災計画の見直しを進めます。また、地域防災拠点における訓練や拠点間の連携強化、地域での支援体制づくりなどに取り組むほか、夏の電力供給不足対策に取り組みます。
広報区版掲載内容
- 災害に備えて【広報区版9月号掲載(保存版)】
- 地域の絆 災害時に神奈川区を支える力【広報区版9月号掲載(特集)】
- みんながつながる笑顔のまち【広報区版6月号掲載(特集)】
- 風水害に備える【広報区版6月号掲載(フラッシュ)】
- 【連載つながるかながわ】「その時、要援護者を支えるためにまちが動いた」〜大口七島地区の取り組み〜【広報区版5月号掲載】
地域の絆 災害時に神奈川区を支える力【広報区版9月号掲載(特集)】
東日本大震災では、区内で最大震度5強を観測し、沿岸部では津波で一部道路が約10センチメートル冠水。
家具の転倒や鉄道の運休、家族との連絡が困難になるなどの混乱が生じました。
約半年が経過した今、もう一度災害への備えを見直してみましょう。
いざというときに自分の身は自分で守る。そして、地域の絆で災害時に助け合えるまち神奈川区へ。
平成22年度錦台中学校地域防災拠点の訓練で、地域の消防団の人から、消火器の使い方を学ぶ中学生
3.11 震災の体験を生かして
「子安通三丁目自治会では、5月15日㈰の防災フェアで、リヤカーにスピーカーを積んで、町内を『大丈夫ですか〜』と放送しながら巡回する安否確認の広報訓練をしました。
この訓練で、東日本大震災の被災地のようながれきがあった場合、リヤカーがスムーズに動かせないという課題を発見することができました。いざというときに備え、道具を倉庫に備蓄しておくだけでなく、日頃から繰り返し実践していくことが大切だと実感しました。
また、昨年9月に『安否確認 命のハンカチ』を作成し、町内に全戸配布しました。災害時に無事であることを近隣の人に知らせるために、このハンカチを玄関などに結び付けて安否確認するためのものです。東日本大震災では、余震が続き、ハンカチを出すタイミングが難しかったため、震度5強でハンカチを出そうと町内会で決めました。
地域で防災を考える時は、子育て中の人から高齢者までいろいろな世代の人の意見を聞いています。普段から、顔と顔とがつながる関係をつくっておくことが何よりも大切」と子安通三丁目自治会自主防災会の皆さん。
災害時には、車が使えない可能性があるので、小回りが利くリヤカーで広報訓練をしました
災害時のマニュアルも印刷されています
「安否確認 命のハンカチ」を玄関の門に結び付けている様子。ハンカチのオレンジ色は、子安通三丁目自治会のテーマカラー
中学生の活躍
〇いざというときに頼りになる中学生
昨年度から錦台中学校地域防災拠点の訓練に中学生が参加しています。神之木西寺尾地区は、中学生が始めた「あいさつ運動」が地域全体に広がり始め、地域の人と生徒がお互いに積極的に挨拶を交わすなど、地域と学校とのつながりができてきました。そうしたあうんの呼吸の中で、学校で参加者を募り、防災訓練に生徒が参加するようになりました。
「力仕事を中心に一生懸命取り組んでくれて、本当に頼もしい。今年度は、10月2日㈰に防災訓練を実施する予定なので、たくさんの人に参加してほしい」と地域防災拠点運営委員会の佐藤敬吉(さとう けいきち)委員長。
神之木西寺尾連合自治会の佐藤(さとう うしお)会長からは「防災訓練に限らず、地域での活躍に期待している。ぜひ中学生の力を貸してほしい」という声が聞かれました。
参加した中学生の声
- もしものときには、私たちにできることを、できる限りやりたい
- 災害時に困っている人がいたら助けたい
- これからも積極的に訓練に参加して、訓練の大切さも伝えていきたい
仮設トイレの組み立て訓練には、錦台中学校の女子生徒が積極的に参加しました
錦台中学校の生徒と地域の消防団が協力して荷物の運搬を行いました
〇普段からのつながりを大切に
中丸小学校地域防災拠点は、9月4日㈰に防災訓練を予定しています。昨年度は、中丸小学校の児童や六角橋中学校の生徒が初めて参加し、炊き出しをはじめ、水消火器による消火訓練、ロープの結び方、仮設トイレ設置などを地域の人たちと一緒に学びました。
六角橋中学校の生徒は、以前に中丸小学校に陸上を教えに行った経緯もあり、陸上部のメンバーが自主的に参加。炊飯パックによる炊き出しの方法を小学生に教えるなど、体力とチームワークを生かして積極的に取り組む姿勢に「中学生が元気に動いてくれるので大人だけでの訓練とは雰囲気が変わった。小さいうちから参加してほしい。防災訓練だけでなく、いろいろなことに関わって普段からのつながりを大切にしてほしい」と地域防災拠点運営委員会の稲見行雄(いなみ ゆきお)事務局長。
参加した中学生の声
- 仮設トイレの組み立て・解体を何度もしているうちに、やり方を教えてくれた地域の人と親しくなれた
- 別の機会でも、できることがあれば手伝いたい
- 普段から知っている人たちが多く参加していた。災害時に身近な人の役に立てれば
六角橋中学校の生徒と地域の人が、一緒にロープの結び方や消火器の扱い方を学びました
神奈川区が大きな揺れに見舞われる可能性のある主な想定地震
| 想定地震 | 地震の規模 | 区内最大震度 | 30年以内の発生確率 |
| 東海地震 | M8.0程度 | 5強 | 87% |
| 南関東地震 | M7.9程度 | 6強 | ほぼ0〜1% |
| 神縄(かんなわ)・国府津(こうづ)− 松田断層帯の地震 | M7.5程度 | 6弱 | 0.2〜16% ★1 |
| 三浦半島断層群の地震〔武山(たけやま)断層帯〕 | M6.6程度若しくはそれ以上 | 6強 | 6〜11% ★1★2 |
出典:神奈川県地震被害想定調査報告書・地震調査研究推進本部ホームページ
★1 日本各地の主な活断層のうち、30年以内に地震の発生する確率が「高い」グループに属しています。なお、神縄・国府津-松田断層帯の地震については、この中でも最も高い発生確率となっています。
★2 東日本大震災に伴い発生確率が高まっている可能性があります。
日頃から災害に備え、地域の防災訓練に参加しましょう!
津波からの避難について
1津波からの避難に関するガイドラインの骨子
これまでに横浜市に襲来した最大津波と考えられている元禄地震(1703年)をモデルとして想定された「元禄型関東地震」(満潮時最大3m)を用いて、浸水が予測される区域について対策を進めていきます。
なお、発生確率が高いとされている東海地震で津波警報が発表された場合も「津波からの避難に関するガイドライン」に沿って避難行動をしてください。
元禄型関東地震を想定した津波浸水予測図(神奈川県ホームページ)
2神奈川区における避難場所
元禄型関東地震を想定した津波浸水予測図によると、神奈川区内の浸水想定エリアは、おおむね国道15号線より海側とされています。
津波は、一瞬だけでなく、水の固まりとなってしばらくの間継続します。また、その破壊力や遡上高にも注意が必要です。神奈川区では、避難する場所として、鉄筋コンクリート造などの堅固な建物の3階以上又は標高5m以上の高台を目安としたできるだけ高い場所を選定していきます。
〇防災セミナーのお知らせ
●第2回かながわ防災セミナー
『 東日本大震災などの教訓から考える命と暮らしをまもる対策』
東日本大震災などの教訓から、被害を最小化するための心構えや「子どもを守る」ための知識を学びましょう。
子育て中の人にもおすすめです!!
講師 危機管理教育研究所 国崎信江(くにさき のぶえ)代表
◆日時:9月19日(祝・月)午後2時〜4時
◆場所:横浜市民防災センター体育館( 沢渡4-7)
◆定員:先着300人
◆保育有り:9月9日㈮までに電話で下記問い合わせ先へ
◆申込 :当日直接
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7月16日開催の第1回かながわ防災セミナーの内容は...
『過去の地震に学び長周期地震動に備える』
名古屋大学大学院環境学研究科 福和伸夫(ふくわ のぶお)教授
日頃からの減災行動の積み重ねが大切
東日本大震災では、遠くまで届き、ゆっくりと長時間揺れる「長周期地震動」の影響で、震源地から離れた場所の高層ビルや高層マンションでも大きな揺れに見舞われました。また、固くしっかりした地盤と軟らかい地盤、ビルの階数などによっても揺れ方が異なります。
地震そのものを防ぐことはできませんが、日頃から家具の転倒防止対策などの減災行動を重ねることによって、被害は最小限に抑えられます。災害時は、自助・共助が大切です。
【問合せ】神奈川消防署 電話・FAX316-0119
「みんながつながる笑顔のまち」【広報区版6月号掲載(特集)】
"向こう三軒両隣"。人とつながりを持つことで、地域で暮らす人々、特に高齢者などは、地震など「いざ」というときはもちろん、安心して日々の生活を送れるのではないでしょうか。
皆さんも"身近な地域につながる"一歩として、挨拶などの声かけから始めてみませんか。
さつき会による食事会の様子
ひとり暮らし高齢者などが安心して地域で暮らし続けられるように、地域の皆さんによる見守り・ふれあい活動が行われています。
〇今回の地震で見えてきたもの
〜三ツ沢地区の高齢者の見守り〜
(左から)民生委員の佐原曜子さん、土部眞知子さん、萩原秀子さん、中川和子 さん、水澤英夫 さん
三ツ沢地区では、担当訪問員が地域ごとに分かれて、ひとり暮らし高齢者を中心に、見守り活動を行っています。訪問は月に1〜2回ですが、第1水曜の会食会、第2・3水曜の配食会、またそれらの出欠確認など、担当する地域の高齢者に、多い場合は月に6回も会う機会があります。そのほか花見会やクリスマス会など季節に応じたイベントも企画していて、特に年に1回のバス旅行は人気があります。
計画停電のチラシを配布
「今回の地震では、地震の翌朝の3月12日午前8時10分に、担当の高齢者を訪問するよう訪問員に連絡を回しましたが、すでに自主的に安否確認を終えている訪問員がいて頼もしかったです。また、その日の夜には、計画停電の生活にかかわる影響と注意事項を書いたチラシを作って、この地区の民生委員全員でひとり暮らし高齢者に配布しました」と民生委員の萩原秀子さん。
課題の情報共有もすぐ解決
「今回の地震の体験で、見守り活動に新しい課題も見えました。それは、担当する訪問員が外出などで不在の場合、その訪問員以外にはその地域の高齢者を把握している人がいないということでした。今回は知り合いなどのつても使って対応することができましたが、これではいけないと、すぐに地域ごとに集まり、地図を使ってそれぞれの把握している高齢者の情報を共有し、いざというとき安否確認ができるようにしました。
日頃から連絡を取り合うことが大切だと実感しました」と三ツ沢地区民生委員の皆さん。
秦さん
「3年ぐらい前からふれあい訪問を受けています。今回の地震で被害はなかったのですが、すぐに様子を見に来てくれたので安心できました」
伊藤さん
「地震のときに寝室のテレビが落ちて、そこに寝ていたらと思うとぞっとしました。計画停電のチラシが分かりやすく、知り合いにも教えて喜ばれました」
上・中:当日配布されたチラシ。計画停電の注意など10項目が記載されています
下:計画停電中止のチラシ
〇地域ぐるみで見守っています
〜菅田地区ふれあい訪問〜
菅田地区では、民生委員児童委員、保健活動推進員、友愛活動員、自治会町内会役員、ボランティアが地域別に9チームに分かれて高齢者を見守っています。
さまざまな見守りと交流の場を提供
ここでは、遠慮の気持ちから「元気で大丈夫だから、来なくてもいいよ」という人もおり、直接訪問のほかに会食会などに誘ったり、町で会ったときに声をかけたり、電気がついている、窓が開いているなどの暮らしの中での安否確認を行ったり、週に1回電話をかけたり、さまざまな方法で見守りが行われています。
また、菅田地域ケアプラザで「いっぷく亭」というサロンを毎月第1・3木曜の午後1時30分〜3時30分に開いていて、高齢者の交流の場になっています。100円でお茶とお菓子が付いて、出入りは自由。いろいろな人と触れ合えると、毎回楽しみにしている人も多いようです。これも高齢者が外に出て地域の人たちと触れ合う機会のひとつになっています。
今も続く昔ながらの近所づきあい「3月の東日本大震災のときは、まずひとり暮らしの高齢者などの家を1軒ずつ回りましたが、何も被害がなくて安心しました。そのとき訪問時に配った独自の防災グッズから懐中電灯を取り出したり、笛を用意したりしてくださっている高齢者の方がいて、役に立っていることを知り、うれしかったです。この地域は昔から住んでいる人が多いためか、隣近所の人が気にかけるのが当たり前という昔ながらの近所づきあいが残っていて、今回の地震で訪問した先でも、すでに近所の方が見に来てくれていたり、集合住宅に住む人が1人では怖いからと上の階の方に来てもらっていたり、本当の意味で地域ぐるみで見守りができていると思います。
活動の中で困ったときや迷ったときは、1人で抱えず、地域の代表などに相談しながらチームとして解決しているので、安心して活動できます」と菅田地区ふれあい訪問員塚田早紀さん。
菅田地区ふれあい訪問連絡調整役 塚田早紀さん
ふれあい訪問時に配っている菅田地区独自の防災グッズ。手作りのきんちゃく袋に懐中電灯、笛、ペットボトルの水、氷砂糖、ガーゼ付きばんそうこうなどが入っています
(左から)助川さんとふれあい訪問員の甲木朋子さん
助川さん
「ふれあい訪問をしていただき7 〜8年になります。訪問員さんが来てくれると安心しますし、おしゃべりも楽しみです。地震のときは怖かったので、今はふれあい訪問でいただいた防災グッズも入れたリュックサックをすぐ持ち出せるように準備しています」
〇地域の特性を考慮した防災対策を
〜子安通1丁目地区の取組み〜

(左から)子安通1丁目連合町内会清水関雄会長、片野正勝さん、石田端さん、大澤朝子さん、粟竹三男さん
子安通1丁目地区では、災害時に援護が必要な人の安否を確認するために「災害時要援護者名簿」を作成しています。これは、子安通1丁目連合町内会清水関雄町内会長が、新潟県中越沖地震の際にひとり暮らし高齢者や障害者の名簿を作っておいたおかげで、避難する際や避難所での安否確認に役立った事例を知り、自分の町内会でも作ったらどうかと思ったのがきっかけでした。
各町内会で名簿を作成
まず、子安通1丁目西浜町内会の役員が町内の家を1軒ずつ訪ねてひとり暮らし高齢者や高齢者世帯、障害者などに用紙を配って名簿の趣旨を説明したところ、97.8%の人から協力を得て名簿が作成されました。
これをきっかけに子安通1丁目地区では、各町内会で名簿が作成され始めています。この名簿は町内会の一部の役員のみが見ることができるよう厳重に管理されていますが、いざというときの安否確認に重要な成果を発揮することが期待されます。
これからは津波対策も必要
「この地域は、古くからの住民が多くほとんどが見知りなので、3月の地震でも、町内会の役員が町内を回って声をかけて歩き、災害時要援護者全員の安否確認ができました。また、ここは元漁師町で運河を通じて海が近く、地震の際、運河の方を確認したら、見る見るうちに水が引いて底が見えてきてびっくりしました。そのうち一気に海水が戻ってきて、あっというまに一部の道路まで水があふれました。台風以外ではこんなことは初めてです。ふだんこの町内会では、町内の有線スピーカーでさまざまな情報を流していますが、停電すると使えなくなるため、今後は津波から避難することを知らせるハンドマイクを多く用意したり、津波を想定した防災訓練をしたりすることが必要だと思いました」と清水関雄会長をはじめ、町の人たちが話してくれました。
3月11日の地震後の引潮で、この運河の底が沖の方まで見えました
新子安地区「なべの会」は料理も評判

(写真左)代表の松澤さん
おいしい食事で話も弾みます
なべの会は、毎月第3金曜に新子安地域ケアプラザで高齢者を招いた食事会を開催しているボランティアのグループです。
「平成元年に始まり、今年で23年目を迎えました。地域の役員の方々にも協力していただき、毎月のメニューには旬の食材を使い、また、器にもこだわるなど工夫して、高齢者の皆さまに楽しんでいただけるように心がけています。これからも、高齢者の皆さまと笑顔でお目にかかれることを心よりお待ちしております」と代表の松澤きく江さん。
今、何が必要かを考えた復興支援を
横浜市のダイバーたちで構成する「海をつくる会」は、10年ほど前に開催した講座がきっかけで交流が続いている釜石湾漁協の人たちを支援しています。「4月に今ほしいものは何か漁協と連絡を取り合い、下着や生理用品、赤ちゃん用のミネラルウオーターなどを運びました。5月にはボランティアセンターをサポートし、8月にはスキューバダイバーが沈船の引き上げに行く相談もしています。会で集めている義援金も、現金として渡すだけでなく、現地では手に入らない漁船の修理用品を買って送ることも考えています。これからは復興状況に沿ったタイムリーな支援が大切だと思います」と坂本昭夫(さかもと あきお)事務局長。
5月1日の「湊フェスタ」の海の生き物展示ブースで、岩手県釜石市への義援金を呼びかける、坂本昭夫事務局長
風水害に備える【広報区版6月号掲載(フラッシュ)】
6月頃から低気圧・前線による大雨、狭い地域を突発的に襲う豪雨や台風などが発生する恐れがあります。東日本大震災では、神奈川区内で最大震度5強を観測したことから、地盤が脆弱になっている可能性が高く、雨によるがけ崩れなど土砂災害の危険性が通常より高いと考えられています。
実際に神奈川区内でも、過去に豪雨や台風などにより、土砂の流出や道路の冠水・よう壁の崩れ・落雷による停電などが発生しています。
少しでも被害を少なくするために、気象予報などに十分注意し、日頃から風水害への備えを行いましょう。
◆普段からの備えは
○がけ崩れなどの思わぬ災害に巻き込まれることを防止するため、家のまわりの地形などにも気を配っておく。
○雨どいや側溝の落ち葉やごみ、土砂などを掃除して流れをよくしておく。
○瓦のずれ、割れ、ひび、トタン屋根のめくれ、看板のがたつきなどは修繕しておく。
○避難場所や連絡のとり方などについても家族で話し合っておく。
◆台風・豪雨が近づいてきたら
○テレビ、ラジオ、インターネットなどで気象状況の把握をする。
○ベランダの植木鉢、物干しざおなど飛ばされやすいものは室内へ入れる。
○停電に備え、懐中電灯、ろうそく、携帯ラジオなどを用意する。
◆万が一避難するときは
○服装は活動しやすく、保温性があり、防水効果のあるものにする。
○火の始末、戸締まりを確実にする。
○電気のブレーカーを切り、ガスの元栓を締める。
○隣近所に声をかけ、お年寄りや子ども、病気の人などの避難に協力する。
総務課 電話411-7004 FAX324-5904
【連載つながるかながわ】「その時、要援護者を支えるためにまちが動いた」〜大口七島地区の取り組み〜【広報区版5月号掲載】
東北地方に甚大な被害を東日本大震災」。神奈川区でも交通機関の混乱など、実生活に大きな影響がありました。
そのような中で、自力で避難することが難しいひとり暮らしの高齢者などの皆さん(要援護者)の不安は、どれほどのものだったでしょう。
今回は、地震発生直後そしてその後続いた混乱の中で、地域の要援護者を支えた一例をレポートします。
大口七島地区では地震の直後に、ふれあい訪問員*1が要援護者の家を一軒ずつ訪ねて安否確認を行い、全員に次のことなどを伝えました。
1 コンセントを抜く ← アイロンなどが停電解消時に過熱しておこる火災を防ぐため
2 氏名や連絡先を記載した『あんしんカード』*2を手元に出しておく ← 避難に備えて
頼りになる防災グッズと訪問員さん
安否確認の際、「ふれあい訪問で配布された防災グッズがあってよかった」「こういうときに訪問員さんが来てくれて安心した」という声が多く寄せられました。
*1...ひとり暮らし高齢者等、地域で見守りが必要とされた世帯を対象に、民生委員児童委員、保健活動推進員、友愛活動員、自治会町内会役員、ボランティアが、定期的な見守りを実施する事業
*2...住所や氏名、血液型、飲んでいる薬などを記入したカード
大口七島地区では、3年前から毎年少しずつ防災グッズを購入し配布しています。
問合せ 福祉保健課 電話411−7135 FAX316−7877
