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無量寺と道者の墓

鎌倉道沿いに開けた上飯田地区

14.無量寺(むりょうじ)と道者(どうじゃ)の墓

 無量寺
 無量寺
一遍上人52代の名号碑
 一遍上人52代の名号碑

 大山道沿いにある無量寺は、帰命山(きみょうさん)長寿院無量寺という浄土宗の寺である。

 新編相模風土記稿に「浄土宗、鎌倉大町安養院末、本尊、阿弥陀を安ず。開山は善如、承応二年四月六日寂」とある。

 また、寺伝に「文禄二年に木村左門が安養院一九世深誉呑霊を請じて開山」とある。木村左門が領主となったのは、文禄二年より百十四年後の宝永四年(一七〇七)なので、上飯田村の領主であった木村左門ではないと思われる。

 寺の境内に、大山道の道標を兼ねた「名号碑(みょうごうひ)」がある。大山参詣の人々は、この寺で足をとめて参拝したことであろう。寺の墓地には、「道者の墓」といわれる古くて苔むした無縁の墓があった。「下総・上総」と刻まれていたところから、下総、上総(千葉県)から大山参詣に行く途中に行き倒れになり、この寺に手厚く葬られたのであろう。

 境内には、高さ二十mの「いちょう」の古木や寛政六年(一七九四)造立の「出羽三山・西国・板東・秩父百番札所」供養塔や元徳年間に造立された「板碑(いたび)」などがある。無量寺から南へ少し行った大山道と鎌倉道の分岐点の付近を土地の人々は「ごいん場」と呼んでいる。古老の話によると、昔大山道を往来する人々となにかの関わりがあった所といえよう。このあたりは今でも大山道の往時の面影を留めている所である。

 

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冊子いずみいまむかしの写真  平成8年11月3日発行
 泉区制十周年記念出版
  いずみ いまむかし
    −泉区小史−  より



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