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わがまち保土ケ谷 歴史散歩

北向地蔵

 国道1号から横浜清風高校(旧明倫高校)方面へ、長く急な坂道(いわな坂)を上りきった交差点の脇に「北向(きたむき)地蔵」があります。地蔵が見守るこの道は「かなざわかまくら道」として古くから多くの人に利用されてきました。

 この地蔵が享保2年(1717)に建立されたいきさつとして、次のような話が伝えられています。

 この付近で、道に迷った旅の僧が途方に暮れていると、近くの寺の住職が現れて寺に泊めてくれました。住職が言うには「道に迷って困っている僧がいるので救いに行くように」と夢の中で地蔵に告げられたとのことでした。それを知った旅の僧は、地蔵に対する感謝と旅の安全を願う気持ちから、自分の持ち物を寄進して、北(江戸)を向いた地蔵を建立したそうです。

 その後、修繕の時などに地蔵の向きを変えても、いつの間にか北向きに戻っているので「北向地蔵」と呼ばれるようになりました。

 ここは「かなざわかまくら道」の分岐点であり、地蔵の角柱には「是より左の方かなさわ道」「是より右の方くめう寺道」と刻まれ、金沢方面と 弘明寺方面への道案内も兼ねていました。

平成元年12月には横浜市の文化財に登録されています。


北向地蔵