トップ > 手続き・サービス(ジャンル別メニュー) > 福祉(高齢者・障害者) > 高齢者情報【はつらつシルバーエイジ】 > 介護予防とは
私たちの社会は今、これまでに例をみないスピードで高齢化が進んでいます。今後、寝たきりや介護が必要な高齢者が急速に増えることが見込まれており、「介護が必要になったらどうしよう」という思いは、高齢者とその家族だけのものではなく、介護が必要な期間が長期化したり、介護する家族の高齢化等が進んでおり、誰もが共通に抱く不安となっています。
平成12年に40歳以上の方全員が加入し、横浜市が保険者となって介護保険制度が始まりました。介護保険制度は、老後生活最大の不安要因ともなっている介護を、社会全体で支えあっていくことを目的としてつくられたものです。
介護保険制度が始まってから、サービス利用者が大幅に増加し、介護費用も急増しています。また、認知症や一人暮らしの高齢者の増加などに対応していく施策も必要となっています。そこで、介護保険制度の理念である高齢者の「自立支援」や「尊厳保持」の観点から、住み慣れた地域での安心した生活を継続的に支えていくことができるよう、平成18年4月に介護保険制度の全般的な見直しが行われました。この改正により、様々な訓練を行う「介護予防サービス」が提供されることとなりました。
介護予防とは、「要介護状態になることをできる限り防ぐ(遅らせる)こと、そして要介護状態であっても、状態がそれ以上に悪化しないようにする(維持・改善を図る)」と定義されています。
どのような状態にある高齢者であっても、生活機能の維持・向上を積極的に図り、要支援・要介護の予防や重症化の予防・軽減により、高齢者ご本人の自己実現の達成のお手伝いをし、その方の生活や人生を尊重し、できる限り自立した生活を送れるようにすることを目的にしています。
介護予防では、日常生活の不活発な状態による心身機能の低下を予防するサービスが主に提供されます。また、介護予防の効果を上げるためには、ご本人の意欲的な取り組みが重要であり、生活の中に適度な運動を組み込んで、継続することが大切です。
体力が落ちたり、身の回りのことをするのに時間がかかるようになったりしてくると、年のせいと思いがちですが、身体を動かさないでいるとさらに体力が落ちて、生活機能が低下していくことがあります。
このため、介護予防サービスでは、ご自身でできることを増やしていくための専門的な取り組みを基本としています。身の回りのことは、できるだけ自分で行い、外出し、ボランティア活動や家庭内でも積極的に役割を担い、活発な生活を送ることが大切です。
・自分の身の回りのことが億劫になった(虚弱)
・ちょっとしたところでもつまずいて転びやすくなった(転倒・骨折)
・外反母趾や爪の変形で歩きにくくなった(足のトラブル)
・不意に尿がもれることが多くなった(尿失禁)
・うまく噛んだり、飲み込むことができなくなった(口腔状態の悪さ)
・食事が単調になった(低栄養)
・物忘れが激しくなった(認知症・うつ)
このようなことがあったら、お住まいの地域を担当する「地域包括支援センター」に相談してみて下さい。地域包括支援センターでは、高齢者の方が抱えるさまざまな相談を受け付け、介護保険をはじめとした医療や福祉のさまざまなサービスの情報提供を行っています。
横浜市では、第3期横浜市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の中で、高齢者が、住み慣れた地域で、健康でいきいきとその人らしく自立した生活を続けられる仕組みづくりを重点目標として位置づけています。
そこで、高齢者一人ひとりが生きがいを持ちながら、自己実現を目指した生活を営めるように、高齢者の意欲を引き出し主体的に取り組めるようにする、また、心身機能が低下した時に支援できる体制となるように、区福祉保健センター、各地域包括支援センター等が連携しながらこの事業を推進していきます。