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横浜市長 林 文子
― 共感と信頼の行政をめざして

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市長定例記者会見(平成30年2月21日(水)14:00〜市庁舎2階応接室 )

※市長記者会見における質疑内容の要旨を政策局報道担当でとりまとめの上掲載しています。

テーマ資料


質疑要旨

1 情報提供
 〜人to街to暮らしをつなぐ。〜
 地下鉄グリーンラインはまちとともに成長し、10周年を迎えます


(2 その他にて質問あり)

2 その他


記者:

地下鉄グリーンラインがこれだけ混雑するようになったということで、他にも道路や保育所などインフラ関係は色々と整備が必要だと思いますが、そのあたりはどのように認識されているか教えてください。

市長:

私は昭和51年くらいに東京から引っ越してきました。現在、青葉区ですが、当時は緑区でした。ですから、つぶさにその区域(グリーンライン沿線)の状況が変わってきたことは分かります。私が転居してきた頃は、周辺は住宅よりも、まさに田園風景ばかりでした。私の家は現在もありますが、その周辺は全部住宅街で埋まってしまいました。人口が非常に増えていて、地域の子育て拠点の運営にもしっかり取り組んでいかなければいけません。特に高齢化もしてきますので、若い方との住み替えの問題など(もあり)、これには東京急行電鉄様に取り組んでいただいています。モデルケースとして、たまプラーザ地域で住民の皆様とお話し合いをして、行政と東京急行電鉄様、住宅開発(事業者)の皆様と一緒に協議を重ねて、実際に施策として取り組んできました。本当に一番感じることは、子育て支援です。地域子育て拠点の充実、保育園(の整備・運営)はしっかり取り組んでいかなければならないと(思っています)。もともと港北区や鶴見区は、住宅と製造業の工場が混在した地域も多くあったところですが、工場の集約や業種転換もあり、新たに土地利用を進めていくべきエリアです。そういった土地利用転換の機会を捉えて、環境にやさしい住宅地開発や企業誘致も進めていくべきだと考えています。あとは交通ネットワークですが、現在、あざみ野から新百合ヶ丘の間の高速鉄道3号線延伸について、是非とも進めたいという意思があり、川崎市長とも話し合いをしています。そして既に発表させていただきましたが、北部地域(の皆様)にはご不便をおかけしていましたが、パスポートセンターを北部に整備するということを進めています。県知事からもパスポートセンターについては、「どうぞ横浜市でおやりください」と言っていただきました。それから、2027年にリニア中央新幹線が開通予定ということで、県内では相模原市の橋本に駅ができる予定です。JR横浜線で新横浜駅とつながる重要なネットワークですので、そういうことにも大いに注目しています。ただ住宅が増え、人が増えることが、街の発展だとは思っていませんので、公共インフラをしっかり考えて取り組んでいます。

記者:

先日、常任委員会で可決されましたが、北綱島特別支援校の分校化の問題です。色々と保護者の意見を聞いて、分校という形で条例案を提出されたようですが、分校にしても、上菅田(特別支援学)校に校長がいて、(北綱島には)准校長という校長級を置く。そうすると准校長は校長に準ずるという話なので、経費といいますか、今のままでも人件費は変わらないのではないかと思います。分校にすると上菅田の校長の業務量が増えるのではないかという懸念もあります。そういったことも考えますと、純粋に看板を付け替えるとか、そういった経費も必要なので、ほぼ現状のまま運営するというのであれば、分校にしないでいいのではないかというご意見も保護者からたくさん出ています。行政改革にもならないし、保護者意見にも沿わないことになってしまうのですが、市長としてどのように考えていらっしゃるのか、まだ議決されたわけではないのですが、それを含めてお願いします。

市長:

教育長から随時報告を受けています。今回の事案については、ご理解を賜れるよう「保護者の皆様に丁寧にご説明してください」という話をずっとしていました。分校案というのは懸念が色々ありましたが、教育委員会として将来の再編整備について熟慮した結果だと考えています。結論から申し上げますと、教育委員会の判断を尊重して、条例改正を提案することとしました。保護者の皆様にとっては大切なご家族のことですし、学校がなくなってしまうのではないかというご不安もおありになったと思います。校長と准校長の位置づけというご心配もあったと思います。業務がそう変わるものではないと、誰が責任を持つのかという話も当然起きてくると思っています。私は上菅田の校長に仕事が全部寄ってしまうのではなくて、准校長には分校という形ですが、業務としては同じように取り組んでいただくのだと思っています。校長と准校長のコミュニケーション、理解も進んでいくと思います。まだこれからだとは思いますが、そのように考えていますし、しっかりと教育長にも話をして、良いコミュニケーションの中で、協力して取り組んでいただくように申し上げたいと思っています。条例に位置づけのある分校として、決してご心配のないように、現在の学校体制を維持しながら継続、充実させていくものだと思っています。看板の付け替え(の経費)というお話、経費(人件費)も変わらないのではないかというご心配もありましたが、結果的に話合いの過程の中で、お子様、ご家族、保護者の方に寄り添っていくという気持ちもあってこのような結論を出したと考えています。私としては条例改正を提案しましたので、保護者の皆様のご心配のないように、個々の具体的な対応というのは現状から劣ることのないように、医療的なケアのご心配もあると思いますが、しっかりと取り組んでいくと申し上げたいと思います。子どもたちの安全と安心と成長を大切にする教育です。そこはしっかりと教育委員会と話し合いをしてまいります。

記者:

教育委員会の判断を尊重したうえでの市長としての提案だったということですか。

市長:

はい。そうです。

記者:

この1週間でカジノやギャンブル依存症対策法案の具体的な話が少しずつ出てきまして、日本人は週3日以内、2000円程度など、少し出てきましたが、市長の受け止めと横浜市の判断に何か変更があればお願いします。

市長:

今現在でも白紙という状況に変化はありません。最近、少しずつ具体的に出てきたことについては、国民の皆様がカジノについて大変ご心配になっているということで、ギャンブル依存症に対して、具体的な案が与党議員に示され始めたということだと捉えています。議員の皆様の中には様々なご意見があるようですが、どのような法案として提案されていくのかはまだ分かりません。国の動向を見ていきたいと思います。これから法案提出に向けた検討過程も明らかになっていくと思います。今現在も色々な検討、分析を進めていますが、その内容も(今後の国の動向も踏まえて)さらにこれからしっかりと分析して、国が目指している日本型IRの全体像を把握して、判断していきたいと考えています。

記者:

市長の動向を拝見していたら、19日にアップルYTCを視察されているようなのですが、どのようなところを視察され、どのような方とどんなお話をされたのか、もし可能であったら教えてください。

市長:

アップル様については、つぶさに研究所の建物を拝見したことはなかったのですが、今回お招きを受けて行ってまいりました。私としては感銘を受けて帰ってまいりました。お話をさせていただいたのは担当の副社長で、横浜への思いが強い方でした。特にこういった研究所というのは、しかもアップルという会社の技術者の方のお仕事というのは、全て考え出すというか、創造力や脳を働かせるということが全てです。常に技術者の方が気持ち良くポジティブに仕事ができるように、本当に考え抜く仕事だと思います。最近、藤井聡太さんが六段になりましたが、考えて、考えて、考え抜く仕事というのは、環境を良くすることなのだと思いますが、(アップルYTCは)本当に感銘するほど素晴らしい建物でした。私は思わず、一緒にいた市の職員に、「新しい市庁舎はどうなるのでしょうか」と聞いたくらいです。素晴らしい環境で、本当に建物が芸術的というか、アートと最新のスマートオフィスというのでしょうか、インテリジェントオフィスビルがアートと融合しているような、日本の伝統的な考え方である和というものをとても導入しているのには驚きました。庭園があるのですが、そこに縁側を想像させるものがあって、庇が出ていて雨が落ちる音さえも感じてほしいということのようです。ボクシー(箱型)な建物で、ガラス張りの建物で庇を演出しているのです。外からは分からないと思いますが、庇があり、雨のしずくが落ちるようになって、白い玉砂利が敷いてあるのです。一度雨の日にお邪魔させてくださいと申し上げてしまいました。それから、皆さんがランチをしたり、お茶を飲むスペースがあるのですが、単なる直線ではなく、曲線を利用しながら、本当に切れ目なく美しいデザインが展開していくようで、美しくてずっと座っていたいと(思いました)。本当に広くて、そこでエンジニアの方が、1人でパソコンの前で仕事をしていらっしゃいました。光と影の演出も素晴らしいし、色々なR&Dの新しい建物を見せていただきましたが、ここまで日本の伝統的なものを取り入れた素敵なものを見たことはないと思いました。梁の演出をしているのですが、その梁の色が、普通皆さんは木の茶色い壁のようなものと思われると思いますが、本当の梁を使っているらしいのですが、マットな色というか、グレーでペイントしているのです。そこがまた何とも言えない色彩と言うのでしょうか、想像していただけましたでしょうか。こうしたことを話しているとずっと話してしまいます。それからデザインもそうですが、カメラや塗装の技術の高さに大変感動しました。アップルのスマートフォンを持っていらっしゃる方もいると思いますが、レンズが2つ付いていて、立体的な撮影もできるし、私もデジタル一眼を持っていますが、ぼかしなども完璧にできてしまうのです。もう重いカメラはいらないですし、望遠機能も付いていて、小さいレンズが7枚位重なっていて、それで望遠の機能を果たしているということで、それもすごい技術でした。あと、副社長様や関係者の皆様と最後にお話したのは、是非これから地域とさらに連携していただきたいと(いうことです)。地域住民の皆様も期待しています。今アップル様には、横浜の小学校にiPad端末を使って授業をするということでご協力をいただいていて、iPadも導入させていただいていますが、それを是非さらにお願いしたいと申し上げました。それから従業員の皆様には地域の皆様と色々な交流を(というお話をしました)。また、従業員の数はどうですかと申し上げたら、段々増えていくとおっしゃったので、市内大学の技術系の人を是非お採りくださいと言ったら、先方は「喜んで」と笑っていらっしゃいました。そのあたりを強調してお話をしてきました。理工系の大学が多く揃っている横浜市ですので、そういうことも(研究所立地の)選択の1つになさったのだと思います。大変素敵で素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

記者:

IRの関係でお伺いしたいのですが、市長はよくギャンブル依存症については不安な声が多いことについて触れられていますが、今、政府案などで出てきている、入場回数、料金、面積という部分で、特に市長が注目されている部分、あるいは、より議論を深めてほしいと思っているポイントがあれば教えていただきたいのですが。

市長:

ギャンブル依存症は、市民の皆様が最もご心配のところです。それに対して、どのような手法があるのかということをこれから深めていくのだと思います。あともう一つはこうしたIRにカジノが入っているということは、日本では初めてですので、やはりそこを慎重に検討していただきたいということです。開設する自治体にしっかりとしたメリットがないといけないし、(開設自治体に入るお金の)その使途が、今現在は一体の統合型リゾートということで、特に子どもの教育や芸術関係に(向けられるなど)、その税収がどのように上がるのか、その使途が(どうなるのか)しっかりと明快にされなければならないということです。そのあたりも深めていただきたいと思っています。入場制限ということも考えられているようですが、インバウンドということで、外国のお客様だけにした方が良いのではないかとか、日本人の入場はなしにした方が良いのではないかといった議論もあります。そういう中で、ご家族の心配や、依存症になってご家族に心配をかけないためにも入場の仕方をしっかりと規制して考える必要があるなど、色々出てきています。そうしたことにも注目して、全体像をしっかりとみていきたいと考えています。

記者:

先週から引き続き、オリンピックが進んでいて、日本も金メダルが2つ出たのですが、市長はオリンピック全体をどのようにご覧になっていますか。

市長:

見ていると本当に元気になります。感動です。特にスピードスケート500mの小平奈緒さんは本当に素晴らしいし、韓国の2大会連続金メダルを取られた方との友情というか、良きライバルということで素晴らしい感動的なシーンがありました。あと、私も少し休みを取れた際に、羽生結弦選手のフリー(の演技)をライブで見たのです。立ち上がって「結弦!結弦!」、「結弦、あなたは勝つ!」というようなことを叫んでしまいましたが、すごかったですね。私もこんなにエキサイトして見たことはないと(思います)。本当にあの方には勝ってほしかったし、それを見事に成し遂げてしまったということで、元気をもらいました。それから、銅メダルの高梨沙羅さんは、やはり今までの苦しみというか、苦労がどれだけのものかと考えてしまう、素晴らしいものでした。今回、冬のオリンピックでは、(今まででメダル獲得数が)一番多い個数になり、今日もまた取れるのではないかという気がしています。カーリングも勝ってほしいし、スケートのパシュート、あれが本当に好きなのです。本質的には選手一人ひとりが速くなれば、当然(記録も良くなるの)ですが、日本人はバレエでも、コール・ド・バレエといって、みんなで揃って踊るのがすごく得意なのです。そこだけは少し不思議なのですが、これはパリオペラ座やロイヤルバレエでは、主役級の方のレベルは素晴らしいですし、個々のバレリーナのレベルはすごいのですが、揃わないというのが面白いのです。(逆に)日本のバレエ団というのは揃うのです。揃う美しさというのはとても素敵なことなので、そういう意味でパシュート(の日本チーム)は、本当に一糸乱れずというところがたまりません。我々は、(大規模スポーツ大会が)始まる前までに環境の問題など色々と考えています。開幕した最初の頃に、特に(スキーの)ジャンプがありましたが、極寒の中で選手がかわいそうだと思いました。段々進んでいくうちに盛り上がって、気持ちが熱くなってきて、今はピョンチャンオリンピックにとても感謝したい気持ちになっています。それから付け足しますと、指定都市市長会の中でも絶対全員で応援しようと言っているのですが、冬季オリンピックを札幌で(開催しよう)と、札幌市が手を挙げます。是非とも日本の札幌で開催できるように(応援しますし)、改めてこれを見て、冬季オリンピックの魅力を感じました。

記者:

プレミアムフライデー導入から1年なのですが、果たして消費喚起効果はあったのか、働き方改革につながったのか、もしこの1年を振り返ってご感想があればお伺いしたいのですが。

市長:

私から見ても、はっきり形が見えないというか、想定より効果があったという報道はあまり目にしていません。やめる必要は全くないと思うので、進めていくべき、継続していくことが必要ではないかと思っています。それと景況感でいうと、今は良い状況にあるので、プレミアム、プレミアムと叫ばなくても、皆様の気持ちがそこへ(向いていくと思います)。(景況感が)かなり厳しいと、そういうことへの反応が強くなると思うのです。そのあたりもあるかと私なりに考えていますが、是非これは謳っていってほしいと思います。働き方改革については本格的な議論が始まってきて、これからますますというところで、今ここでお答えが出せることではありませんが、プレミアムフライデーについては続けていただきたいと思います。

記者:

川崎市が中小企業の固定資産税を3年間限定で免除します。生産性向上の投資をした場合というのがあったのですが、政令市では初めての表明であると。横浜市としては、どのようにお考えでしょうか。

市長:

これは指定都市市長会の会長として、地方税の収入減になってしまうということで、やめてくださいというコメントを一度出しました。ただ、川崎市長の判断はとても良いのではないかと思います。結局、ご中小企業の皆様をお支えすることになります。横浜市でも、今ははっきり決めていませんが、ご中小企業の皆様の支援になるので良いのではないかと思っています。

記者:

前向きな感じで検討されているということでしょうか。

市長:

はい。そうです。指定都市市長会としては反対と言っていましたが、(法案が)決まるということですので。決まるのはこれからですか。

事務局:

5月ぐらいに成立見込みと(思われます)。

市長:

成立ということになれば、それは前向きに受け止めて、(中小企業を)ご支援していきたいと考えています。指定都市市長会としては、全体として反対で出していますが、やはり都市によって地域差があると思います。川崎市も横浜市も全企業の99.6%がご中小企業で、日本全体でも99.7%なのです。横浜市は川崎とも共通しているので、川崎市長のご判断も良いと思いますし、私もその方向で考えていきたいと思っています。






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横浜市政策局 報道担当- 2018年2月28日作成 - 2018年2月28日更新
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