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南本牧ふ頭 第5ブロック処分場整備事業2
最終更新日 2024年4月1日
第5ブロック処分場整備事業
- 遮水護岸
遮水護岸の構造については、廃棄物を投入する水域と周囲を仕切る「本体部分」と、本体部分を支えるための「基礎部分」に分けられます。
設計にあたっては、廃棄物の埋立方法を工夫(※)することなどにより、できる限り建設費の縮減を図っています。
(※)一部の区間では、遮水護岸内側への廃棄物の投入に合わせて、外側の建設発生土を埋立てることで、遮水護岸に片側から大きな力が加わらないように埋立てを工夫する計画としています(均等埋立て)
・基礎部分
深層混合処理(CDM※)工法による地盤改良を行います。(※Cement Deep Mixingの略)
水面下に堆積している軟弱土砂(在来地盤)をセメントと攪拌することで、本体部分を支えられるよう強化するとともに、遮水性を確保します。
・本体部分
「鋼板セルタイプ」と「ケーソンタイプ」の2種類の構造形式で整備します。
鋼板セルタイプ
遮水護岸の外側を建設発生土で先行して埋立てる区間は、片方から大きな力が加わるため、その圧力に耐えられるよう検討を行い、鋼板セルタイプを選定しています。
(構造)
鋼板製の巨大な「筒」を設置し、中に砂や岩などを投入して中詰めを行います。
これらを連続して設置するとともに、それぞれの「筒」を鋼板で連結して護岸を形成します。
鋼板セルと基礎部分の間は、基礎地盤の形状に合わせ密着するように変形する材料を用いるなどして、遮水性を確保します。
(鋼板セル大きさ:径14m、高さ14.6m)
ケーソンタイプ
「均等埋立て」を行う区域については、スリムな構造とすることができる、ケーソンタイプを選定しています。
(構造)
鉄筋コンクリート製の巨大な箱(ケーソン)を設置し、中詰めを行います。
これらを連続して設置し護岸を形成します。
ケーソンと基礎部分の間やケーソンとケーソンの間は、そのすき間の形状に合わせ密着するように変形する材料を用いるなどして、遮水性を確保します。
(ケーソンの大きさ:長さ20m、幅9.5m、高さ15m)
- 進捗状況
平成16年度から平成18年度
環境アセスメント
平成19年度
工事着手しました。
・地盤改良工事
平成20年度
地盤改良工事
平成21年度
地盤改良工事
平成22年度
地盤改良工事
平成23年度
地盤改良工事、本体製作工
平成24年度
地盤改良工事、本体製作工、しゅんせつ工
平成25年度
地盤改良工事、本体製作工、しゅんせつ工
平成26年度
地盤改良工事、本体製作・据付工、しゅんせつ工
平成27年度
地盤改良工事、本体製作・据付工、しゅんせつ工
このページへのお問合せ
港湾局政策調整部新本牧事業推進課
電話:045-671-7390
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